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テーマ:人と自然の関係(600)
カテゴリ:嬬恋村インタープリター会
テンカラ、テンカラ、天然カラマツ
嬬恋地区や浅間高原、湯の丸高原と深く係わりを持ったのは、つい最近のことですが 地域の人と山を歩くと、「立派なテンカラの古木だね」とかいう言葉を良く聞いていた カラマツの木であることは分かっていましたが、何か特別な種類のカラマツなのかなと思っていましたが、天然カラマツのことをテンカラと呼んでいることを知りました この地域を歩いているとカラマツ母樹林という言葉を聞いたり、看板が設置され大切にされています 天然カラマツ1 posted by (C)あっちゃん6331 花粉症で厄介扱いされている、杉も沼田、水上地域では苗場と言われ、高度成長期に杉の植林が盛んな時代に、杉の苗を育成する場所があり 第2次世界大戦の時、ゼロ戦の部品の調達のためブナ林が伐採され、伐採地に杉が植林されましたが、標高の高い場所には杉が根付かず、代替えにカラマツが植林されました 天然カラマツ2 posted by (C)あっちゃん6331 そのカラマツの種を採取した天然カラマツ林を母樹林と呼び、その種を元にしたカラマツ林が日本各地にあるということです 天然カラマツ3 posted by (C)あっちゃん6331 尾瀬にカラマツが植えられたのは明治の時代なので、ここの種が植えられたか定かではありませんが、戸倉地区などのカラマツ林はここのカラマツを母として植林されたものかも知れません 天然カラマツ4 posted by (C)あっちゃん6331 そんな経過があってこの地域の人は天然カラマツのことを、誇りをもってテンカラと呼ぶのでしょう。 -------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ 身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・ 私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりです このブログのホームに戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.01.14 06:08:39
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