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テーマ:日々自然観察(10111)
カテゴリ:樹木
嬬恋周辺はシラビソとオオシラビソの混成地帯、もう一度おさらいしておきましょう
嬬恋周辺で標高2000mを超える亜高山帯は、シラビソとオオシラビソの混成地帯 シラビソとオオシラビソの違いをもい一度、おさらいしておきましょう。 枝からの葉の生え方が違い、上から見ると、シラビソは枝がよく見える シラビソ1 posted by (C)あっちゃん6331 オオシラビソは葉が枝を隠すように生えている オオシラビソ1 posted by (C)あっちゃん6331 裏から見るとシラビソは、葉柄が短く直線的 シラビソ2 posted by (C)あっちゃん6331 オオシラビソは、葉柄が長く曲がっている オオシラビソ2 posted by (C)あっちゃん6331 大体これで見分けが付きますが、木の天辺を見て十字架が付いていればオオシラビソと言う人もいます チョット、眉唾という気もしていましたが、いっぽん一本確認してみると合っているような気もします。 オオシラビソ3 posted by (C)あっちゃん6331 本州中部では標高1,500m~2,500mに分布。本州中部の山岳地帯では、シラビソとオオシラビソは 混生してますが、太平洋側の比較的雪の少ない山岳にはシラビソ 日本海側の多雪地の山岳ではオオシラビソが優勢で、雪の多い尾瀬周辺ではオオシラビソとなります 針葉樹の中では、もっとも多雪環境に適応した樹種とされています シラビソとオオシラビソとも、尾瀬長英新道のように最大で樹高40m、直径1mに達する大木となる こともありますが、山岳地帯の過酷な環境のため、それほどの樹高にならないことが多く 寿命も数十年程度と、針葉樹としては比較的短い 球果は、先端がやや尖っているシラビソ、丸みを帯びるのがオオシラビソと区別できる ホシガラスが好んで食べます。 --------------------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、尾瀬トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 『あなたに、まだ、見せてない風景があります』嬬恋村インタープリター会 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ 身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・ 私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりです このブログのホームに戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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