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テーマ:尾瀬大好き(581)
カテゴリ:蝶
羽の紫色の不思議
コムラサキは、このブログでも幼虫、成虫とも何度か出場いただいているのだが 何度みても、翅の紫色を見ると、余りの美しさに見惚れてしまう ただこの紫色、翅の表側にしか出ないので 翅を開いてくれないと見られないし 構造色といって、見る角度によって見えたり見えなくなったりするので コムラサキの美しさを見逃してしまう人も少なくない 構造色とは、それ自体には色がなく 光が複雑に反射することによって 色があるように見えること。 透明なシャボン玉液なのに、シャボン玉が光のあたり方で虹色に見えるのと と同じ原理 川の近くで、木道に止まるオレンジ色の蝶を見掛けたら 足を止めて観察して見て下さいね。 コムラサキ(小紫) ●学名 : Apatura metis ●目名 : チョウ目 ●科名 : タテハチョウ科 ●亜科名 : コムラサキ亜科 ●属名 : コムラサキ属 ●名の由来 : 雄の翅の表面は美しい紫色に輝くのでこの名がついた ●特性 : ・南西諸島を除くほぼ日本全国に分布し。 ・翅の裏側は、前翅には黄褐色と黒の斑模様、後翅には赤褐色の線が見られる。翅の表側は、茶褐色の地にオスではオレンジ色の帯が目立ち見る角度によっては紫色に輝く。 ・前足は退化して小さくなり胸に張り付くように付いていてあたかも4本脚のように見える。 ・開張 60~70mm ・寒冷地では7月頃に1回の発生。幼虫で越冬し、食樹の樹皮の皺などに密着して晩秋から春までを過ごす。 ・飛翔は軽快敏速で、特に午後から夕方にかけ、陽光のあたる樹上で活発に活動する。 ・食草は河川流域にあるヤナギ類。 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ -------------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、尾瀬トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 『あなたに、まだ、見せてない風景があります』嬬恋村インタープリター会 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ 身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・ 私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりです このブログのホームに戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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