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テーマ:尾瀬大好き(577)
カテゴリ:尾瀬
もう40年も植生復元を続けているのに
初冬のアヤメ平 湿原を眺めると、田んぼのような跡が 昭和30年代後半、名曲「夏の思い出」のヒット、ハイキングブームで尾瀬を訪れるハイカーが急増、木道も無く、登山者のマナーも確立されていなかったため、尾瀬の自然は急速に荒廃。 特に天上の楽園と歌われたアヤメ平は踏み荒らしに寄り湿原が裸地化 その後、40年も植生復元を続けているのに未だにこの状態です。 尾瀬のような過酷な自然の中では、一度失われた自然は容易に取り戻せるものではありません 湿原にこんな看板がなければ自然が守れないのでしょうか? ここに群馬県尾瀬憲章があります。 群馬県尾瀬憲章 尾瀬は、自然の偉大な恵みによつて生まれ、自然界の厳しゆくな法則のもとに、すぐれた原始的景観を保つてきた。 高層湿原をいだく美しい自然は、ここに生育する動植物とともにきわめて高い学術的価値を有している。 この貴重な尾瀬の自然は、祖先から受け継いだとうとい共有の遺産であつて、これを国民の宝として大切に保護し、後世に伝えることは、われわれの責務である。 ここに、われわれは、尾瀬の自然の美しさを愛し、そのとうとさをいつそう深く認識し、厳正な保護と秩序ある利用のもとに、国民の願いをこめて尾瀬の自然を守ることを誓う。 一 尾瀬を訪れる人は、その自然を愛そう。 一 尾瀬に接する人は、その利用に責任を持とう。 一 尾瀬を尊ぶ人は、その景観を破かいから守ろう。 一 尾瀬に親しむ人は、その豊かな恵みに感謝しよう。 一 尾瀬に誇りを持つ人は、その美しさを後世に伝えよう。 尾瀬を後世に伝えることは、県民あげての願いである わたし達、登山者が自覚をもって尾瀬の自然を守って行きましょう。 失うのは一瞬。 もとに戻すことはできないかもしれないから。 --------------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、尾瀬トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 『あなたに、まだ、見せてない風景があります』嬬恋村インタープリター会 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ 身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・ 私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりです このブログのホームに戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.12.05 06:52:25
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