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2012.03.10
カテゴリ：樹木
鳥の足跡みたいな果鱗
冬の遊歩道をテレマークスキーでノンビリ歩いていると 鳥の足跡のような形の物が沢山散らばっているのに気がつきました。 「鳥の足跡みたいななの何かの種かな？」と一緒に歩く後輩に聞くと 「ダケカンバの果鱗ですよ」と直ぐに答えが帰ってきた。 流石、森林インストラクターを目指すだけあって、まだ若いのに博識だ（何年も合格しないでいるけれど 笑） 彼の知識には少し嫉妬心も感じるが 一人だったら解答に辿り付くのに無駄な時間を費やしていただろう。 持つものは良い友人だなと感じる。 果鱗というのは松ぼっくりの松笠のような物 松ぼっくりや、ハンノキ、シラビソなどは松笠がバラバラになって落下しないけれど ダケカンバ、シラカバ、モミ、などは松笠がばらけて種子と一緒に落下する。 鳥の足跡みたいと感じたけれどよく見れば飛行機みたいな形みも見える。 ダケカンバの種子を観察すると翼は小さく広範囲に飛ばすには適してないように思える そこで果鱗の飛行機に種子を乗せ滑空、種子の翼で更に遠くへと 二段ロケットのような方法を採っているのかな？ 陽樹でパイオニア植物のダケカンバは広範囲に種子を飛ばさなくてはならない もしかしてこの時期に果鱗や種子を落としているのは 春一番を待っているのかな？ なんて雪の上で勝手な妄想を膨らますのでした。 森の中をのんびり歩くネイチャースキーはやっぱり楽しい。   --------------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、尾瀬トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。  『あなたに、まだ、見せてない風景があります』嬬恋村インタープリター会  みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ  身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・ 私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりです このブログのホームに戻る お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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