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テーマ:山登りは楽しい(12261)
カテゴリ:自然
鉈目(なため)
山で働く猟師さんや、山菜採り、木こりさんは、仙道を使って奥山に分け入り山仕事をしていた。 仙道は山で働く人達の作業道である。 険悪なところを巧みに迂回し、残りやすい尾根沿いに付けられていることが多いのだけれど、人を導くための道ではなで分かり難いことが多い。 そんな分かり難い道は、自分達も間違えることが多く、大木に鉈目(なため)と呼ばれる切り込みを入れ目印としていた。 彼らは自分の仕事に誇りを持っているし、鉈目(なため)が数百年残ることを知っているので決して雑な印や文字を残さない。 どうだろう、この誇らしい文字。 道刈という文字だから仙道の草刈整備の時に入れた物だろう でも私がもう一度この鉈目に出会うことは無いかもしれない。 山で働く人は減り、仙道は消えて行く運命だから。 一方、尾瀬や多くの山で見る登山者や、沢で見る渓流釣り師の切り込みは、鉈目とは呼ばない、誇りも何もない見難い「落書き」だから。 ------------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、尾瀬トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 自然に触れ、自然を学ぶ、嬬恋軽井沢自然倶楽部 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ 身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・ 私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりです このブログのホームに戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.11.04 07:27:06
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