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カテゴリ:山道具
斧(おの)の七つ目
山の道具として斧は、使われなくなってきた道具の一つ 樵(きこり)の仕事でもチェンソーで木を切り倒すようになり、斧で木を切り倒すことは今ではほとんどなくなった。 チェンソーの技能講習の先生などもされる森林組合のKさんは今でも斧を持っている といっても斧で木を切り倒すのではなく、チェンソーで切り込みを入れた所に、枝払いや楔を打ち込むために使う。 そんなKさんが、今までにない大木を切る時に斧を立てかけてお祈りをして、こんな話をしてくれた。 伐採する大木の霊に、山の恵みをいただくことに感謝する気持ちと、作業の安全を祈願して、斧を木に立てかけて祈る。 斧の片面には三本の切れ込み、反対の面には四本の切り込みがあり七つ目と呼んでいる 三本の方をミキと呼び、ミキは御酒(おみき)のこと 四本ほうがヨキと呼び「地水火風」をあらわし四方山(よもやま)の五穀を意味する お神酒や五穀を山に持ち込めないので、昔木を倒す道具の斧に切り込みを入れ、その代わりにしたという そしてKさんは山からの恵みを傷つけないように、大木を慎重に切り倒しました。 ------------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、尾瀬トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 自然に触れ、自然を学ぶ、嬬恋軽井沢自然倶楽部 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ 身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・ 私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりです このブログのホームに戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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