|
テーマ:尾瀬大好き(577)
カテゴリ:尾瀬
大雪の尾瀬ヶ原
鳩待峠までの冬季交通止めが解除となり、いよいよ尾瀬ヶ原に入れるようになり尾瀬ヶ原スノーシューツアーA 4/27~28を実施しましたので報告します。 今回の参加者は嬬恋軽井沢自然倶楽部会員の東京からOさん、草津からSさん、さいたまからSさんの3名、尾瀬戸倉に集合の時点では雨、天候は改善するとの見込みで鳩待峠峠までツアー専用タクシーで鳩待峠へ 休憩所でストレッチ、出発準備をすませ雪の中、山の鼻に向け出発。 今年は雪が少ないので冬道のスノーブリッジが落ちているので夏道で下ります。 川上川の河床に出るまでトラバースが多いので壷足で行くこととしてその後はスノーシューを履きました。 降雪の中の歩行でしたが、ブナの生育場所、まだ冬芽も小さいコシアブラ、芽吹き前のトチの冬芽のベタベタは?の話、いち早く水芭蕉の咲く秘密の湿原に寄り道など、のんびりと2時間掛けて山の鼻へ 山の鼻での定宿「国民宿舎 尾瀬ロッジ」に入り昼食、雪の様子をしばらく見ていましたが、雪の勢いは増すばかり 結局、部屋で酒盛り開始そのまま消灯時間まで宴会は続きました。 翌日、朝起きると吹雪は続いていましたが5時前に持参のスコップで玄関前の除雪をしてレクチャーの下見に出掛けました 一晩の積雪は何と70cmスノーシューを履いても膝下までのラッセル、1時間半で3カ所の下見をして山小屋へ 朝食を済ませ8時に自然観察会に出発 ★レクチャー 1 は 熊の冬眠穴観察 今回は準備した脚立を使いツキノワグマの冬眠穴の中を観察しました もう数年間使われていない冬眠穴ですが、内部の爪跡や、穴の縁に引っ掛かった体毛などが観察できました。 ★レクチャー 2 は 日本で2番目に太いカラマツ 3年前に見付かった2番目に太いカラマツ、胸幹周り5m60cmちなみに一位は岩手県下閉伊郡岩泉町 幹周:600cm カラマツは100年の直径38cm、樹齢470年というところか? 下程さんと私で先頭交代ラッセルして歩き、鳩待峠への余力を残してレクチャー終了 今回ほどスノーシューの有難さを感じたことはありませんでした。 尾瀬ロッジに戻り、ストーブとお茶で温まり出発。 鳩待峠への登りも、コメツガ、クロベ(ネズコ)、尾瀬の天候、冬の至仏山の道の話、アイゼンとスノーシューの歩き方、などの話をしながら2時間半掛けて鳩待峠へ 鳩待峠到着時には既に既に迎えに来たツアー専用タクシー運転手のKさんに待って頂いて、ストレッチをして帰路につきました。 今回のツアーはガイドとして、この季節にはない大雪に泣かされましたが、参加者の皆さんは大雪を楽しむポジティブな考えと、自然の変化を柔軟に受け入れる寛大な気持ち(単に酒好き?)でこの季節ならではの尾瀬を楽しんで頂きました。 私にとっても悪天候時の山小屋さんや地元交通機関との連携などで今後の尾瀬ツアーに新たな展開を開く意味深い尾瀬スノーシューツアーになりました。 水芭蕉の尾瀬ヶ原ツアー募集中 5月26日(土)~27日(日) 尾瀬ヶ原水芭蕉と満月ウォーク1泊2日 6月1日(土)尾瀬ヶ原水芭蕉日帰りツアー 詳細申込書にジャンプします!! みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ ------------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、尾瀬トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 自然に触れ、自然を学ぶ、嬬恋軽井沢自然倶楽部 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ 身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・ 私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりです このブログのホームに戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[尾瀬] カテゴリの最新記事
|