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カテゴリ:尾瀬
満月ウォークは不発だったけれど
嬬恋軽井沢自然倶楽部主催、私の企画の尾瀬ツアー『尾瀬ヶ原水芭蕉と満月ウォーク(一泊二日)』を開催しました。 満月の晩を狙っての満月ウォーク企画でもあったのですが夕方から朝まで曇り空で、満月の中の湿原歩きは叶いませんでしたが、昼間はまずまずの天気で楽しんでいただけたかと思います。 一日目は研究見本園を主体にした尾瀬の環境と水芭蕉期の尾瀬の解説から行いました。 「尾瀬のトイレは何故チップ制なの?」トイレの浄化システムの解説 湿原に生きる水芭蕉の工夫、小さな花と香り 湿原を支える赤渋(アカシボ)の不思議など 今回の自然解説からApple・iPad導入したのですが液晶の反射で良く見えず少々落胆 でも2時間じっくりと見本園を観察できました。 夕食後18時から黄昏散歩と満月ウォーク、残念ながら空は曇り夕日も満月も楽しめませんでしたが 灯りを使わない夜の木道歩き 暗闇でも囀り続けるオウジシギの奇怪な声 サーチライトを使った動物の気配探し(ライトセンサス調査)などを楽しみました 山小屋に戻り懇親会、アイパットによるスライドショーも行いました 二日目は昨夜の懇親会の疲れも無く4時から朝焼け散歩に出発 朝も曇り空で朝焼けはおろか太陽が昇るもの良く見えない天気でしたが ツキノワグマの足跡観察や 湿原を歩くアカハライモリの観察 など早朝ならではの尾瀬ヶ原を楽しめました 7時30分、重い荷物を山小屋に預け尾瀬ヶ原の散策へ コースは竜宮小屋、ヨッピ橋の三角形コースに六兵衛掘往復をプラス コースのメインはやはり下の大堀川、先日より水位が下がり水芭蕉の数も増えましたが 茶色い霜焼けが目立ちます。 水芭蕉意外の花が少ないこの時期ですが ザゼンソウ、キンコウカ、キクザキイチゲ、ミネザクラ、ヒメイチゲ、ショウジョウバカマを見ることができました 竜宮付近ではニホンジカの食害と跡と、実際にミツガシワの根を掘って食べている所に遭遇 この日は日中に4頭のニホンジカと遭遇、尾瀬ヶ原のニホンジカの増加を感じることができました。 池塘では最近見掛けなくなった、ナミゲンゴロウ、コシマゲンゴロウを観察 この時期としては沢山の自然を体感することができました。 宿泊先の山の鼻尾瀬ロッジで昼食後、1時間30分かけて鳩待峠へ 鳩待峠峠からはツアー専用マイクロバスで帰路に着きました 今回のツアー参加者は9名と私のツアーとしては賑やかなツアーとなり 皆さんのお陰で楽しく、無事にツアーを終了することができました。 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ ------------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、尾瀬トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 自然に触れ、自然を学ぶ、嬬恋軽井沢自然倶楽部 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ 身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・ 私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりです このブログのホームに戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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