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テーマ:尾瀬大好き(577)
カテゴリ:尾瀬
山椒魚の不思議
子供の頃渓流で魚を突いて遊んだ とは言っても、岩魚や山女魚は獲ることはできずカジカばかり 支流の石をひっくり返すと山椒魚が獲れた 山椒魚は渓流の最上流の生きものだと体で感じていた 尾瀬や玉原高原産卵場所ではそこそこ水で繋がった近くに渓流があり不思議には感じなかったが 日光白根山の血の池にクロサンショウウオの卵魂を見付けた時 近くに渓流が無くて猛烈に不思議に感じてこの時初めて調べ クロサンショウウオは渓流ではなく森で生きていることが多いことを知った 自分で思い込んでいたものが違っていることが違っていることはショックだけれど 自然の面白さを垣間見た。 尾瀬ヶ原の拠水林でクロサンショウウオの卵塊を見付けた 4月末の遅い雪のせいか今年はクロサンショウウオの産卵が遅れ 今年は産まないのかと思っていたけれど 人が手を出さなければ自然は全て生態系を調整して確実に年を重ねて行く クロサンショウオ(黒山椒魚) ●学 名: Hynobius nigrescens ●類 : 両生類 ●目 : 有尾目 ●科 : サンショウウオ科 ●大きさ: 13~15cm ●季 節: 繁殖期2~5月頃、止水にいっせいに集まって産卵します。 ●特 徴:・サンショウウオは渓流の水のなかに生育するイメージがありますが、繁殖地の近くの森林の地中や倒木下などに生息ししている。 ・クロサンショウウオは、渓流ではなく沼地のような水の流れのない場所(止水)に卵を産卵する。 ・一般にサンショウウオの卵魂は寒天質が透明で白濁したものはクロサンショウウオだけ? ・一房の卵魂の中に卵を30~40個くらい産む。 ・サンショウウオの卵魂は、それを産む親よりもずっと大きい、それは産み出されてから、外側を包んでいる寒天質が水を吸って大きく膨らむため身体より大きな卵魂になる。 ・冬と夏には、あまり餌を摂らずに土中にもぐって冬眠や夏眠をすることが知られている。 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ ------------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、尾瀬トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 自然に触れ、自然を学ぶ、嬬恋軽井沢自然倶楽部 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ 身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・ 私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりです このブログのホームに戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.06.12 06:05:43
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