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テーマ:日々自然観察(9779)
カテゴリ:昆虫
まだ出たばかりの葉なのに
雪の残る富士見峠から見晴への八木沢新道を下り八木沢を渡った辺りで 芽吹いたばかりのブナの葉に虫こぶを見付けました 若葉なのにもうこんな大きな虫こぶ(虫えい)に成長するのか不思議で 虫の卵の卵ではないかと(卵としても大きくて考えにくいのですが・・・) 太陽に透かして中に幼虫や卵が見えないか確認したり 葉の裏に産卵の痕跡が無いか観察したりしましたが分かりません 写真を撮って 家で「虫こぶハンドブック」で確認 ブナハスジドングリフシと分かりました 虫こぶの名前は (虫こぶの出来た樹木または草の名前)+(虫こぶの出来た場所)+(虫こぶの形状)+「フシ」 と付けることに決まっています。 ブナハスジドングリフシは タマバエの一種(学名不詳)がブナの開葉時に産卵して5~6月に虫こぶが目立ってきます。 一虫室に一幼虫が生活、秋には葉から脱落して虫こぶの中で蛹で越冬、春に成虫として出てくるという サイクルを続けています。 一年のほとんどを虫こぶの中で生活、短い成虫の期間 命を繋ぐ工夫、自然って凄いですね。 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ ------------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、尾瀬トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 自然に触れ、自然を学ぶ、嬬恋軽井沢自然倶楽部 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ 身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・ 私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりです このブログのホームに戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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