アウトドアの交差点

奇跡のホタル飛翔

　「夜の尾瀬ヶ原ネイチャーツアー」で雨が降り続き、ホタルが見ることが出来ないと思うと、ゾッとしますが

　この日、山小屋の夕飯がすんでも雷雨が治まらず

　山の鼻ビジターセンターのスライドショーに出かけるにも躊躇する状況

　山小屋の部屋で懇親会をしながら

　私が　iPad　でスライドショーを行うことににました。

　実は私は山の鼻ビジターセンターでもスライドショーもおこなっており

　参加者にはビジターセンターで行われているスライドショーを山小屋の部屋で楽しんでいただきました。

　引き続き

　残雪期の尾瀬ヶ原、至仏山のスライドでスノシューツアーのＰＲなどで

　時は過ぎて行きます。

　山小屋の消灯時間の９時近くになって外を確認すると

　なんと雨が止んでいます。

　みんなでレインウェアーを着てソーッと山小屋を出かけます

　湿原に出ると雨に濡れた草陰にホタルの光が彼方此方に見え

　湿原の奥でホタル集めの儀式を行うと、雄のホタルが飛び始めます

　例年と比べてしまえば１／１０程度なのですが、それでも１００匹程度のホタルが見ることができました

　奇跡のホタル飛翔に、みんなの感動が伝わってきます。

　Ｔさんから頂いた当日の写真ですがこの写真だけでも１１匹のホタルが確認できます。
　　　

• 

　「そろそろ帰りますか」と声を掛けると

　雌鹿の声が

　「鹿を見つけてみましょうか？」

　とライトセンサスで野生哺乳動物探しに

　サーチライト着けると霧の粒子がフワフワと映って条件は良くありませんが

　湿原の縁に二つの眼光が！

　大きさからタヌキのようです

　湿原の中には私たち以外の哺乳類も沢山いることを実感。

　こうして「夜の尾瀬ヶ原ネイチャーツアー」の夜の部も無事に終えることができました。

　※　注　意

　　 今年は水芭蕉の実の成熟が遅れ、この日湿原に熊の気配は感じられませんでしたが

　　 この先、夜の湿原には必ずツキノワグマが食事の為に滞在します。

　　 野生動物に対して知識の無い方の夜の湿原歩きは非常に危険です。

　　 熊鈴、熊撃退スプレーなどを携帯し

　　 できれば野生動物調査の経験のあるガイドと同行を依頼して夜の湿原をお楽しみ下さい。

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尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、尾瀬トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。
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自然に触れ、自然を学ぶ、嬬恋軽井沢自然倶楽部


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身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・

私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりです


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