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テーマ:尾瀬大好き(577)
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夢に向かって尾瀬ヶ原XCスキーテストツアー
雪原の尾瀬ヶ原を散策している人を見ると つぼ足、アイゼン、スノーシュー、山スキー、テレマークスキーとさまざま つぼ足とアイゼンは雪面との接地面積?が少ないので湿原を自由に隅々まで歩くというネイチャーツアーには、池塘や小河川への踏み抜きのリスクが高い、特に山際の小河川は川幅が1m未満なのに水深が2m以上あり雪面の観察では全く位置が断定できない地雷的な場所もある。 尾瀬ヶ原でXCスキーを履いている人はあまり見かけないが、XCスキーでの歩行に慣れることができれば機動性、安全性は高く、静かで、橋や木道の通過でも軽量で脱ぎ履きが楽なので、アイゼンやスノーシューを履いたまま橋を通過するような罪悪感から開放されます。(私はちゃんと脱いでますよ・・・。) という意味で、雪原の尾瀬ヶ原散策XCスキーツアーを企画するのが、この時期の最終的な夢なのです。 実際に尾瀬ヶ原でXCスキーのレクチャーと自然観察を 「NPO法人片品・山と森の学校」が行っていて素晴らしい企画なので、今年は申し込みは終了しているけれど、興味のある方は来年是非参加してみて下さい。 スノーシューについてはMSRの山岳用スノシューをレンタル用に5台用意していて、私の枠に合った5名定員で小規模なツアーを行っているけれど、XCスキーはシューズサイズ別の用意や経済的な理由からレンタルの準備ができません、そこが兼業個人ガイドの辛い所です。 そんなおりブログ友で尾瀬友のyuriccyo☆さんが、「子供が使っていたXCスキーが出てきて靴のサイズもぴったり、XCスキーしたいなー」とお話を聞き、急遽テストツアーを実施しました。 尾瀬ロッジ駐車場に10集合、鳩待峠をXCスキー2台を担いで11時出発 スノーブリッジも残っていて冬道で尾瀬ヶ原へ 尾瀬ロッジによって荷物をデポ 研究見本園で初XCスキーのレクチャー、構造、歩く原理など簡単にお話して後は実践あるのみ 板を履いてコテン、チョッとの坂でコテン、と何度も転びますが 「足を揃えないで膝を前後に開いて」「交互に歩く時と同じように」・・あまり言っても混乱してしまうのでほどほどに。 目に見えて上手になってきます。 「少し登ってお昼にしましょう」湿原が気持ちよく見渡せる所までムジナ沢を登って、ベンチをスコップで作って昼食。 本当に静かなひと時 そしてムジナ沢を滑走?(笑) 日本で二番目に太いカラマツを見て 尾瀬ロッジへ 夕食後は、山小屋スタッフも交えて大型TVでスライドショーを実施。 夜は更けて行きます。 (2日目) 朝焼け散歩に4:30出発 上の川上橋を渡るころ東の空が真っ赤に 至仏山も裾野がうっすら紅色に 結局日、焼けずに日の出をむかえた 朝食までの時間があったので上の大堀川に逆さ燧ケ岳を見に 朝食後は、熊の冬眠穴の観察 天候も下り坂ということもあり 早めにXCスキーで冬道を悪沢手前までのぼり帰路につきました。 今回テストツアーということで実施しましたが、さまざまな課題も見つかり いつか実際のXCツアーにつなげて行きたいと思っています。 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ ------------------------------------------------------------------- 尾瀬ヶ原散策には、わたしの常宿 「尾瀬ロッジ」がおすすめ、ご主人、奥さん、スタッフの皆さんも気兼ねなく話ができて、単身赴任中の私はここにいることの方が長いくらい(笑)、ご主人は子供の頃から尾瀬の住人どんなことでも相談できます。 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、尾瀬トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ 身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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