良い友達と言うのはさり気なく飾られた花みたいだ。ふと見ると心が暖かくなる。目立って自己主張しないんだけれど、わたしはここにいるからね。忘れないでって言ってくれる。
直接話すチャンスがあった人たちには随分前から持病の事は話してきた。折に触れ色々心配してくれる人が何人もいる。話したらすぐ、薬や先生の情報をファイルにして送ってくれた人もいた。ありがたい事だ。クラスメートは何人もお医者さんと結婚した。今日もそのうちの一人がめまいのことを心配して電話をくれた。ご主人は専門が違うがその道の権威の方だ。病院には全国から患者さんが来ると言う。ひとつしかない命だから患者さんは必死なのよ、と言っていた。セカンドオピニオンをもらうことを勧めてくれた。
病院や医療システム、難病指定の知識も豊富だ。分からなかったらなんでも聞いてという。自分が知らなかったら調べてくれると言う。心強い限りだ。もう一人の医師夫人も専門が違ってもネットワークがあるから必要なときは思い出してねって、メールをくれた。本当にありがたい事だ。
海外からメールや電話をくれる人もいる。持つべきものは友だ。私は何が出来るんだろうか?こうやって思ってくれる人たちのために。