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テーマ:ノンジャンル。(2210)
カテゴリ:日々思うこと
息子のお友達は日本に8ヶ月ほど留学した経験があり、とても日本が気に入っている様子。特にお花見やお祭りが楽しかったらしい。もっと日本語を勉強したいといって我が家の食卓に大学で使っていたテキストを広げた。やる気満々だ。ちょっと読んでもらったらひらがなは全部読めるし、教科書の文章の意味もわかる。 何が分かりにくいかというと、実際喋る人は教科書どおりではないからだ。同じことを話すにも色々な言い回しがあり、今の日本人がきちんと完結する文の日本語を喋る人があまりいないように思う。てにをは一つで意味合いが違ってくる。自分が伝えたい内容は覚えた文章で大体伝わると思うが、聞く方は大変だと思う。 そのうち日本語は動詞が曖昧だということになった。大体私の文章もそうだが、出来事や修飾語や説明をだらだらと、前置きが長すぎだ。そして最後におまけのように動詞がおかれる。英語の場合主語があるとその次に何をしたか、何をしなかったかがわかる、わかりやすい構造になっている。最後まで聞かなくても大体何を何したかが分かるわよね、と意見がまとまった。 とても飲み込みが良い人なので、慣れればすぐに日本語がわかる様になるだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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