幼児3人が死亡した、福岡市の元職員による飲酒運転事故の判決が出た。懲役7年6ヶ月というものだ。危険運転致死傷罪とひき逃げの罪で懲役25年の罪に問われていたのに、危険運転致死傷罪は適用されなかった。
大量の飲酒、缶ビール1本、焼酎のロック8-9杯、ブランデーの水割り数杯はお酒の飲める人であれなんであれ大量だ。運転技術が素晴しく上手く細い道を運よく、かすりもせず通り抜けられたかもしれない。しかも100キロ近く出しわき見運転をしていた。裁判長が判断したように正常な運転が出来ていたら、追突もせず3人の子供の未来を奪うことはなかっただろう。正常でなかったから、その場から立ち去り、正常になるために水を1リットルも飲み、酩酊から酒気帯びに呼気のアルコール濃度をコントロールしたのだ。
本人が一番分かっている筈だ。大量に飲んで運転したから起こった事故であることを。。ただの業務上過失致死傷罪ーわき見運転、酒気帯び、ひき逃げーの罪でないことを。それを周りが認めさせないのだとしたら、恐ろしいことだ。
飲んで運転することは自分の未来だけでなく、周りの罪のない人の命を奪ってしまうのだ。それを世間に知らしめる良いチャンスだったのに。はじけるように愛くるしい3人の笑顔は戻らない。