昨日はメンテナンスに2回も引っかかり、書いたものも消えブログをアップできなかった。だからこれは昨日の日記。
長寿医療制度が4月1日からスタートした。初日に名前を変えるという珍事が物語るように、前途多難な制度だ。全国で問い合わせが殺到しているらしい。知らなかった人も多数。私もそのうちの一人だ。
3月の半ばに新聞に政府広報がついてきた。以前の名で「後期高齢者医療制度のお知らせ」というものだ。なんだろうと思って読んでみたがさっぱりわからなかった。
少しして、実家の母から電話がかかってきた。新しい保険証が送られてきたけれど、何が変わるのか教えてというものだ。お嫁さんに聞いたら分からないから私に聞けと言われたらしい。分からないのは私ばかりでないらしい。。。。
私は定期的に病院通いをしているが、この制度のことは目に触れなかった。病院は殆んど老人が多いのだから、そこいら中にお知らせをすべきだ。この保険証を使う場所で、広報を行えば混乱も減ったかもしれない。
分かりにくい政府広報も、いったいどのくらいの収入があれば、このくらいという試算を載せて貰わねば、見当もつかない。しかも年金から天引きの人が殆んどだ。65歳以上の障害者からも取るという。
高齢者と障害者という社会で一番弱い立場の人から徴収するのだから、もっとデリケートな配慮が必要だと思う。母の場合は75歳以上で今まで扶養扱いだったので、年金から新しく払わねばならないようだ。それも暫定的なので、年金が忘れているうちにだんだん減ることになる。
年を取っている人たちには変化について行けと言うほうが無理だろう。