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カテゴリ:国内お徒歩日記
一昨日は家族別行動の休日でした。 夫は友だちとバックギャモン、マリコ様は宮殿でのんびり、 そして私は以前から気になっていた「武相荘」へ。 小田急線の鶴川駅に到着。 方向音痴なので駅前の交番の地図を一応見て行くかと 一瞬、本当に2、3秒立ち止まったら。。 「武相荘に行くの?」とひまわりさん、いや、おまわりさん。 察しが良すぎる!なんでわかるのだ! ミニマップを下さり、道案内までしてくれました。 駅から15分ほど歩き、坂道を上ると長屋門が見えて来ました。 ツツジも咲いてきれいです。 入って右手に第2ギャラリー。 次郎氏愛用の品に加え、1951年に吉田茂と サンフランシスコ講和会議へ赴いた際の 公用パスポートなども展示。 正面の母屋には骨董をはじめとする品々や 写真が展示され、書斎は当時のままを再現。 壁際に置かれた本棚には日本史から折口信夫、 南方熊楠などの書籍がぎ~っしり。 母屋は決して広くはないですが、とても居心地の良い空間。 60年近く引っ越しもせず住み続けた気持ちがわかります。 内部は残念ながら撮影禁止。 これは外から見た母屋。茅葺き屋根です。 縁側からは竹林が見渡せます。 竹林好きの私にはたまりません! ちょっとした散策路も。 竹林から猫が! これは第2ギャラリー下に無造作に置かれていた箱。 「シラス」とくり抜かれています。 母屋に展示されていたティーワゴンもこのように名前が くり抜かれていたので、きっとこれも次郎氏作なのでしょう。 白洲正子さんの骨董の本などは読んだことがありましたが、 夫の次郎氏のことは「ハンサム」なこと以外は あまり知りませんでした。ですが、展示の品々を見ると 戦後の日本国憲法成立に関わった要人で GHQに「従順ならざる唯一の日本人」と言わしめた方。 非常に興味を覚えました。本屋で次郎氏の書籍をチェック予定! 車好きで晩年までポルシェ911を乗り回し 遺言は「葬式無用、戒名不用」。 気骨があって「スタイル」を持った方で、 まさにカッコイイ男性でしたね。 追記:娘さんがお二人について「趣味(hobby)は 違ったけれど、好み(taste)は似ていた。。云々」と。 これは私のパートナーへ求める理想に近いので ますます感じ入ったのでした。 ☆旧白洲邸「武相荘」http://www.buaiso.com/ ★「カナひね」まで79日。 ☆「パーフェクト・キル」A.J.クィネル 読了。 クリーシィシリーズ第2作。実際のテロ事件を元にしていてリアリティ抜群。いつものごとくじわりじわりと敵を追いつめるあたり興味深く、また一気読み。クリーシィが妻に香水の名前を聞くところがあって、先日の日記を思い出しました。 ☆「I LOVE YOU」伊坂幸太郎、石田衣良など作家6人の短編集。中田永一「百瀬、こっちを向いて」が良かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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