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カテゴリ:本をめぐるアレコレ
イケズといえば京女。 私の友人に生粋の京都人はいないので、 痛快なイケズ攻撃を受けたことはありません。 ああ、残念。 でも、楽しそうだな~。 こうチクチクとツボを押さえた攻撃が はんなりとできたら 笑。 私もかなり毒舌の方で 「歯に衣着せず」発言が多かったですが、 年々人間が丸くなって来たせいか毒もかなり 弱めになりましたわ おほほ。 前置きが長くなりましたが、 「イケズ美人」(入江敦彦著)を読み終え イケズに開眼したのでした。 本書ではさまざまなシチュエーションを イケズでかわしていきます。 それが痛快でねぇ。 例えば、公共の場で子どもを野放しにする親には 「まぁ、元気なお子さんね。前にTVで見た キツネ憑きが、 ちょうどそんな感じでしたわ」(P41) 騒々しい隣人には 「ダンス教室を開いていらっしゃるな ら私も参加したいわー。誘って下さいね」(P44) ぶははは。 「うるさいんだよ!」というより効きそうです。 関東の言葉でのひと言はダイレクトで かなり角が立ちそうだけど、 京都弁だと語感はやわらかめ。 しか~し、毒はより強めって感じかしら。 どこかしらユーモアが感じられる点も魅力だわ。 求む!京女友達! イケズを伝授してくれ~。 入江氏の京都案内の書籍もなかなか良いですよね。 快晴、しかしすんごい風の関東。 洗濯物が吹っ飛びそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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