|
テーマ:本のある暮らし(3284)
カテゴリ:本をめぐるアレコレ
本を読んでいて、「このヒト、どんな顔なの?」と 裏表紙に作者の写真を探したことはありませんか? この作風でこの顔かぁ。 「ふーーーん」「ええ~、意外!」など 顔と作品のギャップを発見するのも楽しいものです 笑。 ちょっと前に読んだ 『ああ、顔文不一致』 (勢古浩爾)。 作家の顔。そして顔と文章などについて あれこれ書いています。 渡辺淳一は鼻の下が広いな、深沢七郎はややニカウさん。 石川達三は財団の理事、といった具合で 妙に納得できるからおかしい。 個人的に顔文不一致を感じたのは 「檸檬」の梶井基次郎。 中原中也も教科書でおなじみの、 帽子をかぶった美少年風の写真がなかったら 評価も変わったかもしれませんよね。 顔文一致では五木寛之。これには同意かな。 渡辺の(エロ)小説を引用しつつの痛烈な読み解きは爆笑~! 猫ものといえば保坂和志、猫を描いた町田康は ベストギャップでしょうかね。 顔の次は作家の字! 子どものような稚拙な字は、島崎藤村、 永井荷風、芥川龍之介、森茉莉など。 直木三十五の字は蟻のように小さい、 達筆は三島由紀夫 石原慎太郎は最悪、だそうですよ。 三島氏の直筆を見たことがあるけれど、 確かに達筆でしたね。 私が直接間近でお会い&見たことのある作家は 角田光代、桐野夏生、林真理子、北方謙三、吉武輝子、 椎名誠、阿川佐和子、故森瑶子、ロバート・B・パーカー、 門野晴子、片岡義男、大江健三郎。。(敬称略) 。。。思い浮かべるだけでもこれくらいかな。 片岡&大江氏とは道ですれ違いました 笑。 みなさん、顔文一致かな。 あっ、片岡氏はちょっと。。。以下省略。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[本をめぐるアレコレ] カテゴリの最新記事
|
|