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カテゴリ:本をめぐるアレコレ
現在、『食の名文家たち』(重金敦之 文藝春秋)を 読んでおりまして、その中に獅子文六の『自由学校』と 天ぷらについてのくだりがありました。 それで思い出しました。 私が多分学生の頃、お茶の水のとあるビルの窓から 正面にのびる路地を、友達と雑談しながら 見下ろしていました。 すると黒い車がスルスルと路地に入り、 中からグレーのスーツを着た外国人男性と 数人のお付きの人が下りて来ました。 友達と「どこかのVIPかな」なーんて言いながら 窓から身を乗り出し観察すると。。。 ロジャー・ムーアでした! 映画の宣伝で来日していたんですね、きっと。 映画大好きだった私はかなり興奮。 よっぽど講義をさぼって駆けつけようかと思いましたが ほどなく講師がやって来て果たせませんでした。 後から聞くと、その路地には 老舗の天ぷら屋があったそうです。 ムーア氏は日本で美味しい天ぷらを食べて 帰国されたのでしょうね~。 ツメ研ぎに張り切るマリコ様。。 「今度会ったら、あのオンナ!引っ掻いてやるわ」 そんなつぶやきが聞こえそうな後ろ姿。。 全力で応援しますわ、下僕は 笑。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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