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テーマ:今日のお出かけ ~(8177)
カテゴリ:美術館めぐり/ART
以前、ジョン・クラカワー氏のエベレスト登山と 遭難についてのノンフィクションを読んで以来、 折に触れて96年の遭難事故関連の書籍を読んでいました。 ディスカバリーチャンネルでも エベレスト登山のドキュメンタリーを再放映していて またもやエベレスト熱が再発~。 といっても私自身は山オンナではなく 登山自体には興味はありません。。。 昨日、用事のついでに立ち寄った 「野口健からのメッセージ展」。 アルピニストの彼がエベレストや富士山の ゴミ掃除登山をしているのは周知の通り。 エベレストから持ち帰ったゴミの一部を ギャラリーに展示していました。 飲み物の空き缶、食品のプラスチック袋、 紙切れ、空のコンロ、そしてデスゾーンでは欠かせない 酸素ボンべの空ボンベ。。。 放置されているゴミの量が半端ではないとは 知っていたけど、こんなものが岩の間や雪原に ゴロゴロしているとはねぇ。。。 アジアの登山隊のゴミが多いとありました。 展示されているゴミにも日本語や韓国語の パッケージがたくさんあったしね。 命がけの登山でゴミどころじゃないにしても きちんと自分たちのゴミと排泄物(気温が低いから 土には還らないのよ。大量の排泄物も問題に なっているそうです。。。)は持ち帰るという グループもあるんだから、 できないことではないでしょうにね。 小さなスペースでの展示でしたが興味深かったです。 野口氏がエベレストで着用したジャケット、 使用したテントなども展示されていましたよ~。 「アルピニスト、野口健からのメッセージ展」 GALLERY A http://www.a-quad.jp 東京都江東区新砂1-1-1 最寄り駅は東西線の東陽町。出口3番から3分。 竹中工務店東京本店1階です。 余談。。 エベレスト登山を主催する専門のアドベンチャー会社って のもいくつかあって、数百万の参加費を払い参加できます。 シェルパがキャンプ設営、ロープ張りなどをやり 参加者は高度に体を慣らしつつ登って行くというパターン。 登山のみに集中できることからかエベレストを 目指す登山家が激増。狭い登山ルートが 大渋滞することもしばしばだそうです。 登山家間の力量と経験のばらつきも相当なもので 力量のない登山家がにっちもさっちもいかなくなって 後続の人に大迷惑をかけるということもあるそうです。 追い抜けば良いのに。。と思いがちですが へばりつくように登る岩壁では無理! とろい人の後に付いたためにひたすら待たされ 凍傷で指を失うってこともあります。 あまり表では語られない現実を知ると 登頂成功って経験と体力、力量はもちろんだけど 運(天候に恵まれるか、登頂アタックの先陣を切れるか)も あるなぁと思うわ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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