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カテゴリ:本をめぐるアレコレ
3年ほど前のこと、我が家から車で 15分ほどの場所に新しいレストランがオープン。 (以前もレストランだったんだけど オーナーチェンジで新規開店) 地元ミニコミ新聞にも新オーナーが 写真入りで掲載されていたっけ。 「この物件を見たとき、レストランを やりたいと思ったんですよ」とか何とか。 本業で成功し、レストランビジネスにも 進出。。というパターンらしい。 夫は本業でオーナーと会ったこともあって 「いつか行きたいね」と話していたんですよね。 で、今年。店の前を通りかかった時に 私「今度、行こうか」 夫「倒産したらしいよ」 私「あららら」 レストランビジネスに素人が手を出すと 痛い目にあうという一例ですね。 先日読んだアンソニー・ボールディンの 「キッチン・コンフィデンシャル」にも 似たような話が載っていたっけ。 店を構えてそれなりのテーブル数の店は 運転資金もバカにならないし 客が来なくてもシェフやウエイトレスの チェックはきらなくちゃいけない。 小金が貯まったからって外食産業未経験の素人が 手を出すのはあまりにもリスキー。 最悪の場合、資産を食いつぶすとのこと。。 きっと、あのレストランも予想以上に運転資金がかかり 本業の儲けを吸い取っちゃったんじゃないかな。。 仕入れとコスト計算に加えて 部下を統率しながら自分でも料理をするっていう 頭がクラクラしそうなほど忙しいシェフの日常も アンソニーの本でよくわかったわ。 どうして月曜に魚料理を頼まない方が良いのか、 シェフのスペシャルって食材の在庫一掃!?など レストランの裏側もわかる面白い本でした。 倒産しちゃったお店の後はまたレストランに なるのかどうか!?ちょっと気になります。 アンソニー・ボールディンはディスカバリーで 番組を持っていて日本ではよく見ていたんですよね。 世界を食べ歩くっていうテーマ。 昨晩、たまたま見たら (英語タイトルはNO RESERVATIONS) 日本でフグやら懐石料理やらを食べていました~。 途中、美味しそうな焼き鳥が出てきて。。。 一気に唾液腺が刺激されました 笑。 彼のブログはこちら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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