カテゴリ:仕事
先月の日記にアシスタントに注意をしたら怒って家に帰ってしまったことを書いたと思いますが、このアシスタント君、最近ちょっとおとなしくなったものの、やっぱり仕事はダメ。
午後に上司と私の同僚3人で会議があったのですが、今までの状況報告などをしつつ、今後の対応についても話し合いがありました。現状報告として「He does not know what he does not know」ということを述べました。本音は「こんなバカさっさといなくなれ!!」ですけど。 仕事ができないくせにプライドだけは高いので、上司も手を焼いているようでした。ただし本人は「きちんとした研修を受けていない」と主張するので、今後は正式に研修の時間を設け、彼の伸び具合を観察することになります。ここまですることになると「黄色信号」状態で、本人は相当努力しないと後がないのです。 シンガポール出身の上司は「アシスタントの中では彼が一番学歴高い(大卒)のに、なんで仕事できないのかしらねえー」とつぶやきました。他のアシスタントは全員移民で他の国から来ていて、彼のみがカナダ人。私はつい「うーんシンガポールは世界で一番教育レベルが高いけど、カナダは確か16位とか17位ですよ。カナダの大卒といっても他の国とはレベルが違うってことじゃないでしょうか。」と発言したら、上司は「子供をこっちの学校に行かせているけど、本当にこっちは何にも勉強しなくても卒業できちゃうものねー」と納得していました。私の友人は早稲田卒なのですが、子供2人がカナダ育ちです。彼は「うちの子供なんか日本の基準でいったら自慢じゃないけど数学に関してはかなりバカでーす」と笑ってますしね。 アシスタント君の場合、最初に自分を大きく売り込みすぎて給料がちょっと高目なのだと思います。そろそろ6ヶ月も経ち、本来ならもっと仕事を覚えるべきなのに、未経験アシスタントと変わらない程度の仕事振りです。最初からお給料もそんなにもらっていなければ、会社もさほど期待はしないので、この程度でもセーフだったかもしれないけど・・・。 前職でもやはりアシスタントがバカだったので、とりあえずすべて記録に残しておくようにいわれていた経験から、今回も最初から全部残してあります。いやほんと、最初に自分を大きく見せすぎちゃうと後で収拾つかなくなるいい例ですね。 前任者がやめて3ヶ月経つし、このアシスタント君のおかげで仕事がたまっています。先日ある書類の督促があったのですが、1台のプリンターは壊れ、もう一方はトナー切れ(なんで早めに注文しないの?!)でどうにもならなくなりました。同じ会社のアメリカオフィスの人だったので状況をメールで説明したのですが、なぜかそれを私の上司に転送され注意を受けてしまいました。 つまり自分に都合の悪いことは決して文書に残すなという注意だったのですが、私としては新しく入ったばかりの会社で、対応の仕方もよくわからない、その上オフィス機器が壊れてもいつ復活するのか誰が担当なのかも知らないわけで、とりあえず状況説明してどうにかなり次第すぐに用意しますというニュアンスだったのですが、相手はそういう風にはとらなかったようです。 上司は非常に頭のよい人なので私の真意はわかってくれたようですが、このケースでは恐らく電話で事情を説明しようがどうしようが別の形で苦情は受けたと思われるので仕方ないと思っています。だって仕事が遅れた理由は、私のせいではないけれど、遅れていた事実は事実だから。でも今回私が感じ取ったメッセージは、単純に「都合の悪いことは文書に残さないように」だけじゃなくて「アメリカには沢山意地悪な人がいる」ってなことじゃないかなーと思っています。実際、仕事上ではアメリカ人はカナダ人に注意するの大好きといわれていますから。 この数ヶ月は仕事が本当にきつそうです。少なくとも同僚はいい人達ばかりなので楽しいですが、取引先やアメリカのオフィスの方々は非常に手ごわそう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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