ガンと戦う
以前メーリングリストを通じて知り合った女性が何年もの闘病の末、亡くなってしまった。彼女のブログは多くの人を救ったに違いない。私は彼女ほど前向きで強い人は見たことがない。一度お会いしてみたかったな・・・と思う。私は金持ちじゃないし、立派な家にも住んでいないけど、比較的健康で生きている。正直、仕事は惰性でやっているので、大きな幸せを感じることはないけれど、健康であることはありがたい。多少の怪我や弱い部分もあるけれど、人並みの生活をするのには不自由のない体をもっている。この数ヶ月、職場に不満があり、ストレスが溜まっていた。失業するかもしれない可能性もなきにしもあらずなので、あまり先の予定は立てたくない。でも失業したって失業保険もらえるから食うのにはしばらく困らないだろう。嫌なのは次の仕事を探さなくてはいけないという状況だけなのかもしれない。仕事がないから仕事を探すという状態は精神的につらいはずだ。この程度のことで憂鬱になる自分はやっぱり恵まれているのかもしれない。この女性は本当にすごい。ガンの治療は辛かったに違いないが、仕事、家事をこなし、旅行も楽しんでいた。最後の最後までできることを120%した人ともいえる。過去を振り返って「ああすればよかった」とか「こうすればよかった」と後悔する事はないけれど、私は現在を100%楽しみきってない気がする。