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キャンディ.ちゃん

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しろさんとらさん@ Re:みなさまへ(05/07) えええ? 嫁に行くのかと思ったじゃん…
はいじさん@ おー お疲れ様でしたぁ。なんだかきりえちゃん…
赤鵙@ そだね。。 正直楽天で書いてる人は相当減ってるなっ…

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2008.03.01
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カテゴリ:徒然なるままに
昨日書いた通りですが風邪っぴきです。

キャンディは、風邪を引いたら耳鼻科に行きます。

っていうのも大概、喉からやられ、急激に高熱、そしてそこから
派生する鼻、耳の不調オンパレード。

内科では結構治らないけど
耳鼻科で処置してもらって薬を貰うと
治りが早い(といっても今回もまだまだ1週間かかってますが)

で、実は先日、家の用事で週末
実家に帰り、そしてすぐ東京に帰ってきたんです

帰る当日に体調不良になったのね
あれ?喉痛いな~~って感じで。

パブロンの医療成分が入った一番高い薬と
栄養ドリンク飲んだのに
すでに後の祭り。

帰りの飛行機でみるみる
発熱、膝に乗せた甥っ子は元気はつらつ
キャンディは、
いま死にに行きます
(いま会いに行きます。あ、獅童と結子離婚成立したね)
ってくらいにみるみる生気を失って行ったのですが

羽田に着いたのが夕方の5時ちかく。

かかりつけの耳鼻科は家の近所。

本当はリムジンで帰るつもりだったが
半分魂が身体から抜けようとしてるキャンディを
リムジンにのせるのは無理と判断した
わが妹。

タクシーで帰ろう。

ううう
こっから家までタクシーって
どんだけかかるの?

でも、もうどうでもいい。

あたしが今一番いきたいところ
そして今一番会いたい人

それは


かかりつけの耳鼻科
おじいちゃん先生

ただそれだけだった。


今からタクっても6時につくかどうかが不安で
ダメ元で耳鼻科に電話をしてみた。

「あの・・・今、具合悪くなって。でもたった今、羽田に着いたばかりで・・・

もし良かったらみていただきたいんですけど・・・・

でも6時半過ぎになってしまいそうなんですけど・・・

どうしたらいいでしょうか?」

もうひとりで悩まないで!自殺を考える前にまずは電話を!
ってスローガンのホットラインに電話相談をしてる人のように
救いを求めたら。

受付の方(多分院長先生の奥様だと思われる)
「あらまぁ、大変ね。いいですよ。待ってますから。気をつけて帰っていらっしゃい」

あたしは

おじいちゃん先生とそのスタッフの皆様方が
神様にしか思えなかった。

タクシー乗り場へと急ぎ
運転手さんに

ここの耳鼻科に6時半までには着いてほしいんですけど
大丈夫ですか?

と聞く。

タクシーの運転手さんも
キャンディの今にも死んでしまいそうな表情に
ただならぬものを感じたのか

「わかりました!がんばってみますっ!」

ナビで調べた結果

「あの~~~お客様。大変申し訳ございませんが
今相当5号線が渋滞しておりまして
飯田橋までが予想では80分高速でもかかるとでてます・・・」

妹「じゃ、途中で下とか通っていただいて運転手さんにおまかせしますんで」

キャンディ朦朧に「先生に会いたい・・・(ここまでくると恋の病のようだ)」

甥っ子相変わらず「ぴーちゃん?」と話しかける

しかしキャンディは放心。

運転手さん、命を預かった重責で(大げさだが)頑張る。

運転手さんがんばってください

おねがいします・・・

ものすごい24時間テレビのような
変な連帯感が生まれていた。

たしかに5号線はもの凄い渋滞で
こりゃ1時間半ではきかないだろう

下の道と高速を織り交ぜて

なんと!
1時間40分で到着。

あああ

神様。運転手様。ありがとう。

耳鼻科の前で車を止めてもらい
妹たちに別れを告げ

耳鼻科へと入る事ができた。

熱を測ると39度すぎに達しており
もうソファーになだれこむ。

おじいちゃん先生はやさしく
キャンディののどや状態を診てくれた。

飛行機にのって辛かっただろう?
羽田から帰ってきて大変だったね

そんな優しい言葉をかけてくれる。

ううう・・・(涙)
こんな遅くまで残ってくれてありがとう・・・
と感謝してもしきれなかった

そして処方してもらった薬を薬局で貰いに。

あまりにも激しく死相が浮かび上がったキャンディを放っておけなかったのか
薬剤師さんが「ちょっとまって、今いいものあげるから」
とレバコールというアミノ酸の栄養ドリンクをお湯割りにしたものを
キャンディに渡し、
「そこに座ってゆっくり飲んでって!」
寒さと悪寒で震えていたんでその温かさが五臓六腑に染み渡る。

「気をつけてかえってね」

そう声をかけられて外へ。


薬局から大きな通りでタクシーをひろおうとして
よろよろ歩いていたら

ほどなく前方からタクシーが!!

手を上げる気力がなく

顔を上下に振ったら

タクシーの運転手さんは止まってくれ
(この合図で乗車希望とは思わなかったらしいのだが)

ワンメーターもあるかないかの自宅まで送り届けてくれる事に。

しかしワンメーターの場所にも関わらず
イヤな顔せずにむしろ
「そうかそうか、じゃあもうワンメーター以上かからないように
もう、メーター止めて走るからね!!!」
なんて言ってメーターをおろす事までしてくれた。


あたしゃ、その日は人生最悪だと
思っていたが
まわりに関わる人の
優しさが
非常に非常に身にしみる
今思えば人生って捨てたもんじゃない

っていうか今日はいい人たちに恵まれる一日だった
と死にそうになりながらも思った。

キャンディの家に進むには一通だったため
ちょっと手前で降りなければ行けなかったのに
タクシーの運転手さんは、ちょっと待って!
って言ってバックしてなるだけ歩かないようにしてくれたり・・・

あたしゃほんとに涙がチョチョ切れた。

それが今週の月曜の話。

ま、それから地獄のような発熱と喉の腫れなども
ありながらも薬を飲み始めて
次第に楽になっていった。


おじいちゃん先生に会えて良かった。
そのおじいちゃん先生に会わせてくれるように
頑張って走ってくれたあのタクシーの運転手さんに会えて良かった。
温かい飲み物をのませてくれる薬剤師さんに会えて良かった。
そして帰りがけにやさしくしてくれた運転手さんにも会えて良かった。

ここまでくると
よかった探しをしているポリアンナのようだ
(覚えてる?ハウス食品の世界名作劇場)


最近、ちょっと人を信じる事とか
とくに職場の人間関係で
人とのつきあいとかもうどうでもいい!って、
かなりなげやりに思ってたから

人に優しくする事って
こんなにすばらしい事なんだ。
ってのと

お金をもらってサービスをする職業の極意を見たような気がする

人と人の心のやりとりの中で生まれるホスピタリティ
(病院の場合はちょっと「おもてなし」とは違うかもしれないけど)
それにお金を払う事、貰う事
その意味を身を以て感じたような気がする。

無論その日は死にかけのレイディオだった訳で
深くその日に考えた訳ではないが
今、本気でその深い意義を感じている。


で、相変わらずオカマティックな喉のために
昨日も仕事帰りに
おじいちゃん先生に夜の7時まで待ってもらって
見てもらったのだが
さすがに誰一人としてその時間には患者もおらず

あたしだけのために本当にまっていてくれて(再度。涙)

でもイヤな顔ひとつせず
むしろ笑顔を見せて
ここでゆっくり吸入して行きなさい

って言ってくれたりと


あたしゃ、このおじいちゃん先生こそ

実写版Drコトー(実はドラマを見た事ないのでどんな内容なのかは知らないが。あくまでイメージ)じゃないかと思う。

そんなおじいちゃん先生が、キャンディは大好きです。
長生きしてほしい。ずっと診てほしい!!

その人柄からか、もちろん耳鼻科って開業医が少ないのもあるのかもしれないけど
おじいちゃん先生の耳鼻科は一日中たくさんの患者さんが来る。

でも見てる限り、
全然イヤな顔なんかしない。

すごい。おじいちゃん先生は仏様だ。

そしてスタッフの人は慈母観音様。

とにかく。

病んでいると、特にそんな何気ない人の優しさが心に滲みます。

そんな訳で、おじいちゃん先生に昨日も優しく
声かけられて、キャンディは
吸入しながら涙がでてきた(コレ本当)

最近ほんとに涙腺がゆるくて参ったな~~~
と思う今日この頃。
皆さんは優しさに触れてますか?










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Last updated  2008.03.01 23:27:10
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