日替わりオヤツ始めました

『一足早い福袋』

　コンビニエンスストア限定でチロルチョコから福袋が発売されてます。福の中身は幻のレアチロル！　限定販売、抽選でのプレゼント用、未発売、そんな入手困難だったチロルが手に入る又と無い機会ですよ～　そしてもう一つの福が入ってます。お値段100円だけど12個入りなんです。2個おまけで入れてくれて、更にお得。

　入っているのは三種類。チロルの包み紙が紅白になっていて、見た目だけでもおめでたい。このアソートを狙っていたかのようなデザインです。

　赤い包みは、映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」の公開記念として、昭和30年代に発売された初代チロルチョコを再現したもの。　上映当時に上映劇場の売店、東京タワーの売店、チロルチョコのホームページでしか販売されなかったチロルなんです。

　表面には東京タワーをイメージしたキャラクターが。何だか「おでんくん」に似てるな、と思ったのは当然だったみたいで、「東京タワー～」の原作者、リリー・フランキー氏のデザインによるものでした。

　白いのは「チロルチョコ official book」を購入した人に抽選でプレゼントされたチロル。デザインは一般公募の中からグランプリに選ばれたものです。

　チロルの上部が一辺2cmというのを活かし、ものさしのように目盛りが振ってあります。このデザインは秀逸ですね～　グランプリになるのも納得です。

　ピンク色をしているのは、イチゴシリーズとして企画されたものの、諸事情で発売中止となった正に幻のチロル。何故発売できなかったのか気になります。

　描かれているのはキティちゃんのペットであるペルシャ猫「チャーミー」です。チロルにキャラ物とは意外。もしかすると発売中止の理由はキャラクターと関連しているのかもしれませんね。キャンペーンの一環として使うつもりが、キャンペーンそのものが立ち消えしてしまったとか。

　一刀両断！　中を確認しつつ、味も確認していきます。
　東京タワーの中にはピーナッツを練り込んだミルクヌガー。この味は今は復刻版として発売されているので、味わうだけなら難しくはないんですが、この包みであることに価値があるんですよね。

　ピーナッツが香ばしく香り、ネチネチとしたヌガーが美味しいです。コーヒーヌガーの苦味もいいけど、ミルクヌガーもいいね。歯にガチガチくっ付くのが難点ですが、それも含めてチロルってことで。何年経っても美味しさは変わりません。

　目盛りチロルはコーンフレーク入りです。カリカリ、シャリシャリとした歯ざわり。そして不思議な風味があります。油脂の香り？バター風味かな？　味の詳細は書かれていないので断言できません。

　私がバターだと思うってことはキャラメル味なのかも。キャラメル味のキットカットを食べて「マーガリンみたいだ」と言い放った人ですから。コーンフレークなので軽い味かと思いきや、ヘビーな味付けに感じます。私はちょっと苦手。

　チャーミーはイチゴ味のチョコの中にマシュマロ。イチゴチョコは甘酸っぱく、ホイップタイプなのでフンワリ溶けていきます。チロルのイチゴチョコはどれも美味しい！

　中のマシュマロは思ったより詰まった印象。真ん中に芯があるようなアルデンテ食感。餅グミとは違ったフニフニ感で、面白い味です。もうちょっと柔らかかったら最高だったんだけどな。

　滅多にお目にかかれない、口にすることが難しいチロルが楽しめる福袋。これは買わなきゃ損ですよ。

福袋度　　　　：　★★★★★

斬新度　　　　：　★★★★★

話のネタ度　 ：　★★★★★


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