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テーマ:今日のおやつ♪(26220)
カテゴリ:チョコレート菓子
『朝の薄氷を割るごとく』 今から90年前、1918年。森永製菓が日本で始めてカカオ豆からチョコレートまでを一貫製造することに成功したそうです。それまではチョコレートの状態で輸入し、日本で再度加工するだけだったみたいです。 その森永から板でも粒でもないタイプのチョコレート、ソッティーレ。イタリア語で薄いを意味するソッティーレ。ミルクチョコとホワイトチョコの二種類があります。今回は私の好きなホワイトを購入。
その薄さは中央部でおよそ2mmほど。強度の為か、ふちが少し厚めになっていますが、それでも3mmくらい。 薄いね~ ケーキの上に飾りつけで使われていそうな美しさ。ショコラティエがせっせと作った飾りを、横から失礼してツマミ食いしている気分になります。
口の中でポロッと割れる不思議な感覚。薄いだけあって口の中でジワッと溶けていきます。生チョコの溶け方とはまた違うんですよね。 ホワイトチョコがかなり濃厚。一齧りだけで存在感は抜群。溶けやすいチョコの形状が、風味を広げるのに効果的なんでしょう。 これだけ薄いんだから冷してもいいんじゃないか、と冷蔵庫へ。冬に冷蔵庫にチョコを入れることになるとは思いませんでした。冷えていれば屋外だってどこだってよかったんですけど。 さて、どうかな? パキッ、パリパリ おお、これは良い食感。硬いチョコは好きじゃありませんが、薄いので簡単に砕け、瞬く間に口の中の温度で適温のチョコに戻っていきます。薄さがあってこその技ですね。 冬のチョコは口どけが良く、20℃くらいが適温だと言われますが、このチョコはもっと冷えていても美味しいです。
薄チョコ度 : ★★★★★ 斬新度 : ★★★★☆ 話のネタ度 : ★★★☆☆
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