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カテゴリ:苦手な読書
※ネタバレありますのでまだこれからって方はご遠慮くださいませ。
やっと読みましたよ! 映画で話題の『私の中のあなた』。 え~っと、 まず感想からですが・・。 これはない。 (笑) 映画の評価はとても良いみたいなので、 映画と結末が違うのでしょうね~。 ストーリーはご存知のとおり、 白血病の姉を救うべく生まれてきた妹が、 自分の体を守るために親を訴えて裁判をする・・・ けれど本当の理由は他にあった・・・ みたいな感じです。 よかったんですよ、 ただ単に裁判の話なのではなくて、 複雑な関係に見えても 深い家族愛のお話でしたし。 デザイナー・ベイビーについても考えさせられたし。 問題は、 何といっても結末ですよ。 ん~。 最低(笑) ケイト(姉)の体は腎臓移植が必要で、 アナ(妹)でないとだめなんだけど、 腎臓移植をしても少し命を延ばすだけ。 ケイトは死にたくないけど今のままの自分もいやで、 アナに『腎臓移植をしないで』と頼むことから訴訟につながった。 アナは裁判に勝って、 腎臓移植をするかどうかの決定権が与えられた・・・。 ここまではよかったんですよ! 色々考えさせられながら、 面白く読ませていただきました。 このあと、 この裁判での勝利のすぐあと、 なんとも無残な姿でアナは死んでしまいます・・。 で、 結局腎臓をケイトに移植し、 他の臓器も提供することに。 え~っ?!?! 夜中の2時頃、 あまりの結末に目が冴えてしまいました(笑 いや、笑い事ではなくて(笑 かなり吐き気までしてきました(笑 ちょうど主人が隣の部屋から別の本を読み終えて戻ってきたので、 思わぬところで怒りの捌け口にさせられてました(笑 『デザイナー・ベイビーは結局自分の運命を変えられないというお話になってしまう。』 『この作者はどうしてもアナの腎臓をケイトにあげたかったみたい。』 う~ん。 かなり残念。 死ななかったらなぁ。 もっと色んな可能性を含ませて、 面白かったわぁ~なんてことになってたのになぁ。 わからんっ。 最後になんでこうしないとだめだったのか。 取って付けたような結末に思えて仕方ない。 あ~、 久々に小説読んだのにな。 残念。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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