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カテゴリ:海外送金
【郵便局が一番!】と書きましたが、 どうやら間違いのようなので訂正いたします。 海外送金にかかる手数料は主に3つ 1:海外送金手数料 2:外貨両替手数料 3:経由銀行手数料 海外送金手数料については前回考察したとおりです。 しかし、問題は「外貨両替手数料」。 通常の海外送金では、(銀行も郵便局も) 円をドルに両替するのに、1ドルにつき1円の手数料を取ります。 これを「TTSレート」。 逆にドルを円にするのにも、1ドルにつき1円の手数料を取ります。 これを「TTBレート」。 これが、銀行の貴重な収益源になっているようです。 具体的に考えましょう。 6月16日(木)現在の「円/ドル」レートは、 1$=109.29円 本日100万円を海外送金すると、 100万円÷109.29=9149.96$となるはずですが、 実際には・・・ 100万円÷110.29=9067.00$と82.69$目減りします。 82.69$×109.29=9066.69円 つまり、100万円送金すると外貨両替手数料だけで約1%、 9000円も手数料をとられてしまうのです。 そこで、この外貨両替手数料を安くするために外貨FXを使う、 というのが、石坂俊さんの日記で紹介されました。 【投資をまじめに考える - とくに、割安株投資】 検証してみましょう。 【外為どっとコム】 では、外貨両替手数料は0.1円。 銀行・郵便局の1/10です。 ということは、100万円の海外送金の外貨両替手数料は、 9000円→900円へと1/10に! この会社は外貨のまま引き出せるので、 外貨で入金→送金できるCity Bankへ。 しかし、この「外為どっとコム」→「City Bank」の送金に、 3500円の外貨送金手数料が発生します。 また、City Bankのインターネット海外送金手数料は3500円です。 【City Bank】 ここで、「郵便局→海外送金」と「外貨FX→City Bank→海外送金」の手数料を改めて比較しましょう。 ・郵便局:1400円+9000円 =10400円 ・FX :3500円+ 900円+3500円= 7900円 FX+City Bankの方が2500円お得!となりました。 しかも、郵便局へは直接出向かなければなりませんが、FXへ新生銀行から入金すれば、すべてパソコン上で送金手続きが完了します。(ただし、送金先をあらかじめ登録しておく必要があります) ただしCity Bankは、口座残高の少ない客から、毎月2100円の口座維持手数料を徴収するしっかり者で油断なりません。1回の送金に2500円節約するために、毎月2100円払っていては本末転倒です。 口座維持手数料を回避するには、外貨で常に20万円相当を預けっぱなしにするか、年会費12600円の「City Bank Gold Card」を作るか決断を迫られます。 ・・・・・ で、結論は?? 石坂さん、ご指導ください(笑い) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.21 08:11:26
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