東京生活--東京に戻ってきて、生活セットアップ中

インド南部に滞在中です。現地滞在３日という短い出張ですが、私にとっては初めての要素が多い出張で、面白い。

知り合いに会うことはあまり想定していなかったのだが、３人も知り合いがいた。

その１：６年ほど前に、あるインドシナの国の仕事をしていた時、相手国の担当大臣で、とってもとってもお世話になった人。その人が、政府を離れ、ある機関の幹部になっている。
レセプションで挨拶をしたら、残念ながら私のことは覚えていなかったが、案件のことや、一緒に案件を実施していた大学教授のことは鮮明に覚えてくれていた。気合を入れていた案件だけに、嬉しい。
当時は、迫力があり、話しかけるのはかなり勇気が必要だったのだが、かなり柔和な雰囲気になっていて、気さくにお話ができて、びっくり。

その２：半年前まで勤めていた機関で、ある欧州の国と交渉をしたのだけど、その時の担当者が、政府を離れ、ある機関の職員になっている。この人は、私を覚えてくれていた。かなり細かいやり取りをした人でしたからね。

その３：１年ほど前に、ある案件の合意文書を締結した相手側の人。（この方は署名者、私は合意文書締結までの交渉の担当者。格は全然違います。）
非常に申し訳ないが、この人の記憶はすっかり頭から抜けていた。名刺交換をしたら、「XXXの件でお会いしてますよね？私、署名者です。」と言われ、記憶が蘇った。
まとまるまでに、相当に手間のかかった案件だけに、案件内容は鮮明に覚えているのだけど、まとまったところで気が抜けたのか、署名の部分の記憶が薄い。（言い訳。。。すみません。）


世の中って狭い。とつくづく思う。
で、ひとつひとつの仕事をきちんと、誠実に対応しておくのって、本当に大切だなと、心に刻みました。
（名前と顔をきちんと覚えておくのも、重要なんですけどね。これだけは、どうしても苦手。半年前に一緒に仕事してた人の名前まで忘れちゃう。営業担当にはまかり間違ってもなれません。）