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ちなみに、町の中で一番良かったのは、湖のほとりに立つ白いお寺、Birla Temple。大理石でできているらしく、運転手さんは、継ぎ目のない大理石で作られているんだよ!と自慢気だった。
湖と町を望む寺、真っ白で、心安らぎます。本尊は黒い顔をした像で、綺麗に着飾っている。 本尊礼拝の前には、お坊さんみたいな人(でも上半身裸で、紙の毛はバッサバサ)が、スプーンに入った水を人々の手に配っている。「何?」って顔をしながら、両手を差し出すと、「聖水。飲んでみて。(Holy Water. Drink it)」と言って、手に入れてくれた。さすがにちょっと飲む勇気はなく、「Thank you」と言いつつ、唇を内側に隠しながら、口の周りを濡らし、飲んだフリ。でも、周りの人はちゃんとみんな飲んでいた。バチが当たっちゃうでしょうか? 本尊の礼拝を終えると、眉の間に薄橙色の印を付けてくれ、一匙の砂糖粒(米粒ぐらいの大きさ)をくれる。薄橙色の印は、自分で付けるのだけど、私がそれをせずにお砂糖をもらおうとしたら、お砂糖を配っている男の子が「ちょっと待って」と言って、眉間にその印を付けてくれた。色はミャンマーのタナカ(顔に塗る水に溶いた木の粉)みたいな感じ。なんか、いい匂いがする。 なお、不思議なことに、このお寺ではカメラ持込禁止。運転手さんは、「カシミールのテロがあるから。」と言っていたが、そんな理由でカメラを禁止するかな? ここは、裸足でないと入れないので、駐車場から靴を脱いでいく。気温が40度近くあるだけに、地面も熱く、砂浜を歩く状態なのだけど、周りの人々は平気に歩いている。慣れてるから? ちなみに、大理石は熱くないので、寺に入ってからは大丈夫。 この町には、ごろごろと500年前の建物が普通に転がっている。 アメリカでは300年前の建物が「古い!」って言われて大切にされているのを考えると、インドって凄い国だなと思う。それも、日本だったら、大切に保存されてるだろうけど、ここだと普通にお店や市場に使ってるところが良いですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 8, 2006 01:47:08 AM
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