宇宙空間とエネルギー
宇宙空間とエネルギー宇宙の始まりであるビッグバンは、「無」にエネルギーが作用して起こった。ビッグバンに関してはE=mC2(2乗)と言うアインシュタインの有名な式があるが、これは、エネルギーが質量に変わることを意味している。何も無い「無」の一点に、エネルギーを集めると、質量が生まれてしまうのだ。宇宙の総ての星や物質、生命体などは、元々はエネルギーだったと言う事である。当然、我々人間もエネルギーが進化したものなのです。人はエネルギーで出来ているんです。ここで考えなければいけないのは、物質が存在するためには、空間が先ず必要であると言う事だ。即ち、物質が生まれる一瞬前に空間がエネルギーによって生まれたと言う事である。これは、宇宙の真空空間もエネルギーで出来ていることを意味する。宇宙の果てでは、空間が広がり続けているが、光などのエネルギーが空間(エネルギーを伝搬させる性質を持つエネルギー)を伝搬し、宇宙の果てに達したら、その光は、それ以上先へは進めなくなり、空間を創るエネルギーへと性質を変え(光が新たな空間になると言う事)、宇宙を膨張させている。空間はエネルギーで出来ているのため、その領域によって密度が異なる。エネルギーは、体積的な大きさの概念が無い為、ある程度、大きさや形を自由に変化させる事が出来る為、空間に密度の違いが極めて自然に発生する。光やニュートリノなどの素粒子(通常は最小単位のエネルギーであり物質ではない。亜粒子とでも呼ぼうか・・・)は、この空間というエネルギーを伝わって伝搬しており、その密度によって速度を変える。宇宙の中心(銀河の中心)は、空間密度が高いため、総てを均等な密度の空間にするため常に外へと空間を押し出す状態にあり、それ事態の働きでも宇宙は膨張している。光などが宇宙の果てで空間を広げていることと相まって、宇宙は光速以上の速度で膨張を続ける。また、空間(エネルギー)は常に時間と共存しており、変化し続けている。変化が何もなくなったら、自らが空間からエネルギーに戻る事で、時間の経過を維持しようとする。安藤。