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Whims and Caprices - 気まぐれな日々

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Nov 3, 2004
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自分を男だと思っている人にとっても、女だと思っている人にとっても、そして未だ自分で決めかねてる人にとっても、どうも性別というのは社会的に大きな役割を持つらしい。
まあ、太古の昔から今に至るまで、一般的に言って物理的に子孫が増やせるのは男女間である訳だから、種の保存を考えれば社会というものが男女差を意識したものになるのは否めない。
それでも文化によって若干の差はある。

その差は些細なところで表れる。
普段の生活で日本語と英語しか話さない私には、物によって男性名詞や女性名詞と使い分ける意識が無い。
それは英語で生活のほとんどを過ごす旦那にも共通している。
でもヨーロッパのその他の言語を話す友人達はごく自然に男性名詞・女性名詞を使い分けている。
それに比べれば英語は男女の話し言葉にも言葉使いの差が少ないし、色々な意味でとってもユニセックスな言語ではある。
しかし、ある程度イギリス人と仲良くなって見るとユニセックスなんて見かけだけだった事が身をもって理解できる。
でも、今日は風邪気味な上にワインを飲んで頭がホワ~ンとしてるので一般論は割愛(笑)。


休日の昼下がり、昼ご飯にしようと残り物のキッシュ・ロレーヌを冷蔵庫から取り出し、アボカドと海老のサラダを作り、鶏手羽とニンニクをフライパンでパンローストしてると、休日の買い出しから帰ってきた旦那が自他共に認める彼のチリ・コン・カルネを夕食用に作り出した。
実は朝起きると風邪気味で機嫌が悪かったので、旦那の居ぬ間にシャンパンのハーフボトルを開けて機嫌を直そうかとして、反ってシャンパンの炭酸に更に気持ち悪くなっていた私は、目の前で買ってきたばかりのスペインの赤ワインを開けた彼に、風邪のせいでいつもは大好きなシャンパンが美味しくないと言うと、彼は私に赤ワインを勧めると、楽しそうにキビキビと調理を始めた。
その彼の様子を見ていると、子供達を脅したりすかしたりしながら山の様にキッチンを占領していた洗ったままの食器を片付けた甲斐がある様な気がしてきた私は、彼の作るチリへの期待もあって旦那と一緒に赤ワインを啜りながらキッチンで彼と一緒の時間を楽しむ事にした。

久々の楽しい休日の昼下がりの2人のキッチンでのおしゃべりを楽しんでいると、バイクの話になった。

どうも昔から私の付き合う男は何やら思い入れのある趣味がある男ばかりだ。
旦那もその例に漏れず、今は時間が無くてお預けにはなっているものの、彼はバイクが大好きだ。
しかもスクーターから大型の物まで、レースが大好きだ。
そう言えば以前はバイクの、特にエンジンのチューンアップをしてると良く手伝いをさせられたっけ。
自分が手伝いをしてない時は、あまりに男達が家の外で時間を忘れているのでサンドイッチを持っていったりもしたもんだ。
今となってはそんな光景も懐かしい気もする。
あ、重い部品の持ち運びの手伝いは全然懐かしくないけどさ(笑)。

そんな話をしていて、ふと、旦那が私に出会う遥か以前にレースをしていたバイクの話になった。
そこからイタリアのバイクや車の話になって、いつしか彼はワインの酔いも手伝って二十年以上も前にレースをしていたイタリアのバイクの事を熱を入れて語りだした。
そのバイクが如何に手が掛かったか。しかし、走る時は如何に速かったか。
彼はそのバイクの事をHornyでSexyでEroticだったと説明した。
あら、これって彼が新しい彼の車を説明する時と似てるじゃないのさ(笑)。

どうやら、ある種の男にとってはモーターだのエンジンだのが付いていようがいまいが、自分が乗るものは全て女性らしい。
そういえば私も若い頃には、色々な場所に旅行に行くのに付き合ってくれた車の事を"彼"と呼んでいたわね。
むむ、私もある意味同類なのか!?

時折思うが、いつも使っている言語が物に性別を与えなくても、その気になれば人は自然に性別不明な物に敢えて性別を与えるらしい。
さて、これは文化の賜物なのか?それとも個人的な物なのか?
そんな事を考えながら、風邪でボケた頭で、私は出来ればこのまま、この人生は死ぬまで女で生きて行きたいなと思った休日の昼下がり。

そして、これを書きながら、ソファーでうたた寝してる旦那の目を盗んで夕飯まで待てずにチリをしこたま盗み食いしてるのは、私とこの日記を最後まで読んだ人だけの秘密(笑)。





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Last updated  Apr 7, 2012 11:52:23 PM



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