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April 1, 2006
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カテゴリ:No Category
平成21年5月から始まる裁判員制度

「私の視点、私の感覚、私の言葉で参加します」って
キャッチコピーだしてるけど・・・本当にあたしたちにできるのか?

新聞やニュースで何度も特集は組まれているから
知らない人はいないと思う。

「なんか面倒くさそう・・」
「すごく興味あるある!」
「司法の場に参加したい!」
「ほんとに自分がそんな責任ある仕事できるのかな?」

思いは人それぞれあるだろうけど、
深く考える間もなく、そのときはきてしまうのだろう。

最近いろいろなルールが国民から遠いところで
次々と決まっていってしまう気がする。
あたしたちの関心も薄いし、報道も十分にされずにいるため
いざ施行となったときに、大あわてする。

裁判員制度については
サスペンスドラマ好きなことや
あたしの大好きな映画のこともあって
(これはまた後で書くことにする)
一般市民の感覚を裁判に取り入れるという新たな試みに
対して、関心はあったものの、新聞やテレビニュースで
得られる情報はどこか別の世界のように思えてならない。

あまりにフィクションとしての情報が多すぎて
司法の場に、なんの見識も持ち合わせない一市民である自分が
そこに身を置くということにリアルな感覚がないのだ。

むしろその重大さを考えると、そんなことに関わりたくないと
消極的になってしまう。

そんな中で、先日、画期的というか面白いイベント案内をみつけた。
夜桜法廷と題し、地方裁判所よる
裁判制度について市民に理解を深めてもらおうとする試みだ。
法廷での模擬裁判や裁判官との質疑応答など、
面白そうな内容に惹かれ、すぐに申し込んだが、定員を大幅に上回る応募があったそうだ。
結局全員が参加できることとなり、当日は一番大きな法廷を使っても
狭苦しく感じるほどだった。

裁判所に入るのは初めてだったので、キョロキョロしっぱなし。
といっても、そんな風変わりな場所というわけでもなかったが。
殺風景な建物だったし。庭にある桜が見事だったね。
ここ地方裁判所の桜はちょっと早咲きなので地元では有名なのだ。

当日のスケジュールは以下の通り。

・裁判員制度についてのビデオ鑑賞
・刑事模擬裁判
・評議に準じる意見交換等
・裁判員制度について刑事裁判官との質疑応答
・法廷開放


模擬裁判の内容は、若い男性が二人の男性に公園でおそわれ
転倒させられた際にうけた頭部への打撲によって死亡。
犯人のうち一人は駆けつけた警官によって逮捕。
もう一人は逃げてしまったが、逮捕した男性の証言により
逮捕されることになった男性が
自分はやっていないと無実を主張する傷害致死事件。

事件の関係者3人は共に同じ専門学校生。
被告は事件前、被害者に恨みを持っていたことを語っており
犯行に使われた警棒は、被告が所有していたもの。
現場で逮捕された男の証言の信憑性は高いとする検察側。

一方、弁護側は当日のアリバイ
(犯行時間に見ていたとするテレビ番組の内容を詳細に覚えている)と
犯行時に先に逮捕された男性が、もう一人の犯人に対して
逃げるように叫んだときに口にしたニックネームが
普段、被告に対して使われているものではないこと、
よって現場で逮捕された男は共犯者をかばうために
被告を陥れていると主張。

というような内容だった。

検察側の論告・求刑、弁護側の弁論、被告人の最終陳述、弁論集結が終わると
別室で裁判官と裁判員で評議することになる。

審理日数は数日間としたいとの考えだそうだが
月・火・水といった連続開廷毎週月曜日といった形での連続的開廷
どちらが裁判員の負担が軽いか検討中とのことだ。

裁判員制度では3人の裁判官6人の裁判員によって
評議されることになり(裁判によっては4人の裁判員と裁判官1人の場合もあるらしい)、全員一致の結論を得られない場合は多数決となるが
その多数意見には、裁判官と裁判員がそれぞれ一人以上の賛成が必要となる。
(つまり裁判官3人が無罪、裁判員6人が有罪とした場合でも、無罪にはならないってこと)


では裁判員を辞退することは可能なんだろうか?

次のような人は裁判所に申し出て認められれば辞退できるとのこと。
・70歳以上の人
・地方公共団体の議会議員(ただし会期中に限る)
・学生または生徒
・過去5年以内に裁判員、検察審査員等を勤めたことがある人
・過去1年以内に裁判員候補者として裁判所に行ったことのある人
・一定のやむを得ない理由があって、裁判員の職務を行うことや裁判所に行くことが困難な人
 (やむを得ない理由とは)○重い病気○同居の親族の養育○父母の葬式等

事業に差し障りがあるような場合は断ることも可
能とあったので
会社員の場合はどうなのかなと思い、具体的に説明を求めたところ、
まず裁判所にたいして
「こーいうわけで自分が仕事しないと困ることになるんです」って
辞退する理由を届けた上で
裁判所が会社に「どーなの?やっぱりこの人いないとまずいの?」と
確認するっていってた。
もちろん、裁判員になることで会社を休んだとしても
それを理由に解雇するなどの不利な扱いをすることは法律で禁じるとのことだ。

他にも色々書きたいが、あたしが制度について書くよりは
専門のサイトを参照にした方がいいので(下記参照)、このへんで。

しかし、裁判所の人たちは面白かったよー
今日に限って言えば完全にサービス業の人と化していた(笑)
最後は法廷を自由に見て回れるってことになって
法服きて記念撮影したり、いろいろと個別に質問できたりして
大盛況だった。
あたしも法服を着て、裁判官の席に座って裁判官(若い子だったなー)
に写真とってもらったし、
裁判官席にも検事側の椅子にも、証言台の椅子にも座ったり
模擬裁判で使われた本物の手錠を手にしたり・・・
(手錠にも桜の代紋が刻印されてるんだね~)

tejyou.jpg

正直、かなりはしゃいでました・・・

結局は、参加動機となっているドラマ好きが高じたミーハー感覚
満載の法廷見学となってしまったワケだけど
それでも、こういう機会があったことは良かったと思う。

でも良かったことと、この制度が良いものであると感じるかは別物だ。

一般市民の感覚を裁判に反映することと、実際に参加することは
全然別のことにように思う。

裁判を身近に感じて、関心を持つことにつながるというが
そのことは確かに大事なことだと思うけれど
やはり人を裁くこととなれば、法的知識や経験のない人が関わってよいものなのだろうか?

さてとここで先に書いた映画のことにふれたい。

日本にもしも陪審員制度があったなら?というテーマで
三谷幸喜が作ったのが
アメリカの超有名映画「十二人の怒れる男」のタイトルをもじった
12人の優しい日本人」。

pibd-1003.jpg

もともと東京シャンシャインボーイズの舞台だったのを中原俊監督によってお映画化されたのだ。
(ちなみに中原俊監督の「櫻の園」もいい映画だよ)
まだ見たことがない人はびっくりするよ。
もうずいぶん昔の作品だけど(1991年)
当時はテレビにはまだあまりでていなかった俳優さんたちばかり。
でも今はもういろんなドラマにでてるから、知った顔ばかりだと思う。
豊川悦司もこの映画でメジャーになっていった一人じゃないかな。

去年の暮れ、実に13年ぶりにこの作品が舞台で演じられることになって
キャストも一新。チケット手に入れようとしたけどダメでした。
それくらい完成された面白い作品なので是非みてほしい。

陪審員制度で選ばれた様々な身分、職種、年齢の違う12人。
舞台となるのは最初から最後まで評議室だけ。
映画だけどまるで舞台をみているような感じ。

この映画で描かれた人物たちは、まさに現実にいる人たちのさまだ。
基本的にコメディーなので面白おかしく表現されているが
素人が裁判に参加するとこうなるのでは、と思わせる。

被告が若くて美しいことから議論は概ね無罪で決まりかけたとき、
ひとりがそれに異を唱えたことから議論白熱紛糾。

仕事のことで頭がいっぱいでさっさと終わらせたい一心で
適当に有罪、無罪と意見を変えるサラリーマン。
なんとなくというだけで自分の意見の根拠をうまく説明できない老婦人。
検察側の証拠を絶対のものとして有罪を主張する男性。

もちろん映画なので、最後はうまくまとまるわけだが
これが現実世界では果たしてどうなるのだろうか?


裁判員制度実施まであと3年。
司法側もあたしたち国民も、もっともっと歩み寄って
関心を強く持たないといけないなと優等生的発言で
まとめてしまうけど許してね。


↓裁判員ウェブサイト情報
http://www.saibanin.courts.go.jp/

↓12人の優しい日本人関連サイト
http://www.parco-play.com/web/play/yasasii/

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=151574














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Last updated  April 1, 2006 12:55:01 PM
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