えー、まず今日は皆さんの前で宣誓したいと思います。
「わたくし、Eurekaは8月1日をこの旅行記の最終upとすることを誓います」
なんで8月1日なのかって
もちろん「ハワイの日」だから(ハ=8 ワ=0 イ=1)
というわけで、この日はハワイ気分満喫しながら
書き終えたいと思ってますので
みなさん、ぜひ遊びに来てね。
でもこの日って我が家の恒例行事になってるPL花火大会の日じゃん!
どうしよう・・・・よし、深夜にでもUPしよっと!
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2日目は風の音で目が覚めた
ほんとにここは夜になるとすごく冷え込むので
ノースリーブのワンピパジャマで寝ようと思ったら
寒くて寒くて、歯がガチガチ
朝も長袖着てちょうどいいぐらいの涼しさ(前回の写真参照)
朝食を済ませて予定の9時を15分ほど回ってチェックアウト。
ほんとに心地よい宿だったなと名残惜しみながら、出発
今日はヒロ空港からのヘリツアーに参加。
昨日、電話でフライトの45分前=10時45分までに来てと言われてたの。
ワイメアから空港まではおよそ90km。19号線をひた走る。
カイルア・コナからワイメアが70km弱だから昨日よりは長い距離を走ることになる。
1時間半って聞いていたんだけど、十分間に合うかな。
周りは牧場が多くて、牛や馬がたくさん居るのが見える
でもそれ以外はなんにもなくて、ちょっと退屈
しばらく行くと今度は左手に海が見えてくる
ここまで来ると気温もどんどん上がっていって暑い!
アメリカン・ポップスやロックを
ラジオで大ボリュームで流しながら海沿いをドライブしていると
気分はカルフォルニア・ドリーミング
ほんとはハワイアンミュージックを流すとこなんだろうけど
そしてまたしばらく進むと
今度は右手にジャングルみたいな森がひろがってくる
この辺りでトイレに行きたいなーって思ったんだけど
ぜんぜん、何にもないんだよね、止まれそうなところが。
お店もないし(あってもあまりにロコすぎて&ボロで止まりたくない)、GSもない。
車は順調に流れているけど、信号もなくて、追い越しできるほどの
道幅はないから、前の車のスピードに合わせるだけで
運転がすごーーく単調になってくる。
道路脇の表示を見ながら、とりあえずヒロまでさっさと行こーってことに。
『ワイメアからヒロまではほとんど街らしい街もないので
トイレとガスの補給はちゃんと済ませておきましょう。』
ヒロの街がようやく見えてきた
建物がたくさん建っていて、信号もあって、街に入ったなと実感。
これでハワイ島の北側半周を走ったことに。ダー、お疲れさま。
搭乗場所のコミューター・ターミナルは、すぐに発見!
車を停めて、まずはトイレに直行!(失礼)
ターミナルの中にはヘリツアーの主催会社ごとにブースがあるんだけど
とっても小さなターミナル。
ちょうど他のツアー会社のお客さん(日本人ゼロ)がフライト待ちしてるとこだった。
あたし達が予約したSafariは建物の右側のブース。
受付の女性がタミーさんっていうんだけど、この人とも
メールでやり取りしたことのあった人だったので覚えていてくれた
一番お世話になった&昨日電話で話したステファニーさんは?と聞くと
彼女とは交代で仕事しているとのこと。
カードで既にツアー代金は支払い済みだったんだけど
国立公園の上を飛ぶということで
その分の料金を当日支払うことになっていたんだ。
1人15ドルで計30ドルなり
次に体重測定!
予約の時にも体重(ポンド)と身長(フィート)を申告しないといけなかったんだけど
もし虚偽申告していたことがバレたら乗ることできないのだ!
って、それは冗談だけど、ヘリの場合は重量制限とバランスが大事なので
体重チェックは重要。
申告の時、もし数字の計算、間違っていたらやばい!って
思ったけど大丈夫だったみたい
この日のお客さんはあたし達の他にアメリカ本土(マイアミ)から来た
お父さんと子供二人(お姉ちゃんと弟)、従兄弟の計6人。
余分な荷物は置いておいてねと言われ
ビデオカメラ以外は車に置いてロック。
車上荒らしがあったらどうしようかなってふと思ったけど
こんな空港の奥の奥にあるちっちゃなターミナルに
停めてる車なんか狙わないだろうって置いて来ちゃった。
事前に説明することがあるからと
カウンターの後ろにある応接セットのとこで待つようにとのこと。
全員揃ったところでタミーさんから安全と搭乗方法についてのお話が
羽根がぶんぶん回っているのでヘリの周りはとっても危険!
ヘリの後方など「絶対に入り込んじゃダメエリア」を図で説明。
またヘリコプターへの搭乗は係員の指示に従うこと。
1人1人に番号をつけるので、自分の番号が呼ばれたら
1人ずつ機体の指示された席に乗り込む。
ちなみにあたしが1番で、ダーが2番、お父さんが3番で娘(マリア)が4番
5番が息子(ロイ)で6番が従兄弟(ホセ)。
6人がまずヘリからちょっと離れた前方のとこに横1列に並んで
そしたら1人づつ番号呼ぶんだって。
そしてライフジャケットについて。
写真で見せられないのが残念なんだけど
黄色い三角の形をしていて、ウェストポーチのような感じで
取り付け方もそっくり。
腰にベルトを回して、黄色の三角形がちょうど
お腹の真ん中にくるように着けるの。
で、下に引っ張るひもがあってそれを引くと
ジャケットの形に広がる。
ただ勝手に膨らむわけじゃなくって、自分で息を吹き込んで膨らますんだよ!
よく「膨らみが足りないときは横にあるチューブから息を吹き込んで下さい」
って書いてあるでしょ?あのチューブがついていてそこから膨らませるの。
緊急事態の時にそんな余裕あるかな?ってちょっと不安。
次は非常時の扉の開閉についてだったけど
これは一番近くの席に座るマリアへ直接説明。
さっきまではあたしたちのことを思って
ゆっくりした英語で話してくれたタミーさんだったけど、急に早口に。
というわけでほとんど聞き取れなかったけど、
どっちみちマリアがやってくれなきゃ
あたし達ではどうしようもないんだろうから
「マリア、まかせた!」って心の中でつぶやく
そうこうしているうちにフライトの時間となり、係員の女性が呼びにきた
こんなに間近にヘリコプター見るの初めて
ERを見てる人なら知ってると思うけど
ロマノ先生が病院の屋上のヘリコプターから患者を搬送するときに
誤って右腕を切り落とされちゃうんだよね。
グルングルン回る羽根を見てたら、あのシーンを思い出してしまって
ちょぴっとビビる。
ターミナルを出たところでまず番号順に1列に並んで
そのままヘリコプターの前方へ進んで、そこで横一列に整列。
ヘリの音が一層はげしくなり、会話もできない感じ
係員の女性が大声であたしの番号を、続いてダーの番号を呼ぶ
女性が何かしゃべってるけど全然聞こえない
ものすごい爆音!
ヘリは6人乗りになっていて、あたしが後ろの席の一番奥。
パイロットの後ろの席。窓側だから景色はよく見えそう
パイロットさん越しに前方の景色もけっこうよく見える。
すぐにシートベルトも着用し、後ろ側の壁から下がっている
ヘッドフォンを装着するように言われる。
ヘッドフォンを着けると、嘘のように外の音が聞こえない。
あたしの右にダー、お父さん、そしてあたしの反対側の窓側がマリア。
パイロットの隣がロイでその横にホセが座る。
『非常時にはあたしが一番最後に降りることになるのかな?
ということは一番危険?
あ、でもパイロットの横にも非常レバーがあるみたいだけど・・
あ、でもパイロットは最後まで機体から離れないんだっけ?
じゃあ、あそこから逃げるのは無理だな・・・』
なんてことを考えていたら
突然、パイロット(ウィルさん)から搭乗ありがとうのご挨拶。
あたしとダーの間ぐらいと、お父さんとマリアの間にそれぞれマイクがあり
それを使って一応全員、簡単な自己紹介。
さあ、いよいよキラウエア火山ヘリコプターツアー開始
うわぁ~、めっちゃドキドキしてきたぁ~~~
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