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Eureka22
旅日記を中心に京都を中心とした美味しいものや 映画の感想など気まぐれに綴っています* +現在の旅日記+ ・トルコ世界遺産巡り日記:連載中 ・ママといくバリ日記:連載開始予定 ・モンゴル日記:不定期連載中 その他国内旅行も随時upしています*
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久しぶりの映画の感想UP! 仕事が終わって、今夜は久しぶりに映画を見に行ってたのだ。 無料で見れる映画がいくつかあるんだけど 時間と場所の都合で、『LOFT』を選んでみました。 全然知らない映画だったんだけど、キャストがまあ豪華、豪華。(に見えた) 主演:中谷美紀 さらに豊川悦司、西島秀俊、安達祐実、鈴木砂羽、加藤晴彦、大杉漣 でもって、監督が黒沢清。 このメンバーみて、「うひゃ、好きな俳優さん&黒沢清かぁ!見に行こう!」って決めたのだ。 ストーリーは 「小説家の礼子(中谷美紀)は新作が書けずにいた。原因不明の体調不良もあって、 場所を変えれば書けるかもと思い、担当編集者・木島(西島秀俊)の紹介で古い一軒家を借りる。 その家の向かいには廃墟のような建物があるが、それがある大学の研修施設だった。 ある晩、使われていないはずのその研修施設に男がやってきて、シートで包まれた なにか大きな荷物を建物に持ち込むのを礼子は目撃する。 その男は吉岡という大学教授(豊川悦司)で、友人(鈴木砂羽)の協力で彼の大学の 研究グループが最近、1000年前の女性のミイラを沼から発見したということを知る。 吉岡は実は大学に無断でミイラを持ち出しており、大学から学生が来ることになったため 礼子は吉岡に頼まれ、ミイラを一時的に預かることになるが・・・」 ってなことで、なんだか謎めいたお話なんだけど・・・・ 久々大外し映画だったね。 黒沢清監督のは、CUREが面白くって好きだったんだけど、これはちょっと・・・・ 前半のちょっとたるいくらいの展開から後半は激変。 激変っていうか、ぜんぜん脈絡もなく、突然礼子と吉岡がラブラブになって チョーハイテンションで穴を掘りまくる。(あ、ねたばれ?) あたし、「え?もしかして寝てた!?」っていうぐらいの展開で驚くというよりあきれる。 礼子を訪ねてきた木島。屋敷を後にしてそのまま行方不明って騒がれてたと思いきや 突然唐突にスクリーンに登場!なんなんだ ラストにいたっては・・・もう書けません・・・ 背中がもぞ痒くなって、いたたまれない気持ちになってしまったよ・・・ 中谷美紀や豊川悦司が舞台挨拶にたつみたいだけど うーん、あのシーンを撮るのに二人は抵抗なかったんだろうか? いまどきベタドラマでもあんな台詞言わないっしょ!?ネタか!? 鈴木砂羽さん、好きな女優さんですが3シーンぐらいしかでません。 大杉漣さん、好きな俳優さんですが同じく3シーンぐらい?あ、長めの2シーンか。 加藤晴彦、同じく2シーン。 あんなに大きな文字で書くことないし、そもそもなんで芸達者な彼らに この程度の役をフルのかもわからないっす。友情出演かいな。 安達祐実については・・・コメントできません。ある意味彼女が一番苦労したことでせう。 もしかしたら、ほんとはもっともっと長い映画だったのかもしれません。 そう思うぐらい、後半はすべてがちぐはぐ。
妄想と現実、過去と現在、そういうものが入り乱れる映像そのものは 嫌いじゃないんだけど、それにしても今回はね・・・ 中谷美紀が「美しい映像をお楽しみください」って言ってるけど それだけのためにお金は払えないだよ・・・ 「美しさのためにはなんでもする」っていうなんて言ったら、そこがポイントって思うじゃん。 確かにテーマはそこにもあったのかもしれないけど・・ 劇中で説明文のように語るだけではなんの説得力もないっす。 ところどころいい台詞もあるんだけど それだけが浮き上がっているように感じられて・・・。
中谷美紀が悪いわけでも、トヨエツが悪いわけでもないよ。
あ、いかん、もう書けん・・・ それともあたしは何か根本的にこの映画の楽しみ方を間違ってしまったんだろうか?
無料だし、文句言うなってか!? http://www.loft-movie.com/ 追記:西島さんがアンフェアに引き続き異常な編集者やってます。ハマリ役かも・・・