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Eureka22
旅日記を中心に京都を中心とした美味しいものや 映画の感想など気まぐれに綴っています* +現在の旅日記+ ・トルコ世界遺産巡り日記:連載中 ・ママといくバリ日記:連載開始予定 ・モンゴル日記:不定期連載中 その他国内旅行も随時upしています*
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モンゴル人と旅したモンゴル その2日目のお話。 vol.12 ではガンダン寺観光の続き。 ガンダン寺の敷地内には 小さなお坊さん見習いのような 学校がある。 学校といっても大きなゲルの中で こんな風に勉強してるのだ。 ガンダン寺は、モンゴル仏教の中心なので お年寄りから若者まで 数多くの僧侶をみかけたよ。 次はガンダン寺から出て、左手に別の寺院へ と、その手前に 一本の柱というか1本の木が建っていて、 その木に触れながら、 人々がゆっくりと木の廻りを歩いて回ってるんだ。 時折、そっと額を柱に押しつけるようにして、 じっとたたずみ、またゆっくり歩き出す。 これ、願い事が叶う木なんだって。 この木に触れながら、木の節穴に向かって、 願い事を囁くと、いつか願いが叶うんだと。 早速あたしもやってみることに。 長い年月の間、たくさんの人たちがこの幹に触れているせいだろう 木の表面はつるつるで光りを放っている。 節穴はいくつかあるのだが、バッタァがココ、ココと指さすので、 一番大きな節穴に向かって願い事を囁いた。 願い事は叶ったって?もちろん、叶ったよ♪ 旅の無事と楽しいことたくさんありますように ってお願いしたんだもん さっき見えた左側の寺院の中に入り 奥にすすむとこんなものが。 これはお祈りのために使う台。 最も丁重な礼拝の仕方は、 五体投地体といって、 頭と両手、両膝を大地に付けてるんだって。 敬虔なモンゴル仏教徒の人がきっと使うんだろうな。 この寺院の一番奥にあるのがこの建物。 人の出入りが激しくて、 出てくる人はみな、手に何かを持ってるの。 中に入ってみると お坊さんが、小さなビニールの袋にスプーンですくった 黄色のお水をいれて渡しているの。 聖水? みんなありがたそうに貰っていくので、 あたしも欲しかったんだけど、 信者でもないし、あのお水をどう使うのかもわからないので、 様子を眺めるだけにしておいた。 バッタァにも一応聞いたんだけど、 説明できないようだったので、ギブアップ・・・ うーん、ほんとのところなんだったんだろ この建物の前には ダライ・ラマが子供の頃に住んでいたというおうちがあって、 中に入ろうと思ったんだけど、 勉強会をやっていたので入れませんでした。 今度はこの寺院の正面、つまりガンダン寺を背にして右手にある 小学校に潜入。 ところが学校の先生(尼さんのような格好だったよ)が言うには 今日はお休みで誰もいないとのこと。 がっかりーっていうか、そもそも普通に授業やってたら、 こんな見も知らぬ外国人が入れるわけないか。 一応記念にっていうことで、 中庭でバッタァとまたしても2ショット。 小学校の隣にはまたしてもゲルが。 ここには小学校ぐらいの男の子が20人くらいいて、何かのお勉強中。 すぐに休憩になったのか、先生のお話が終わり、 子供達もわいわいとおしゃべりしだしたので、 ゲルの中にお邪魔しちゃいました。 お勉強といっても、ここは小さなゲルなので、机も先生の分ぐらいしかなく 子供達は適当に詰め合って、床に座り込んでいるだけ。 先生と話していたバッタァの説明によれば、 彼らは優秀な子供達ばかりで特別に授業を受けているんだと。 彼らは英語も話せるし、 将来は海外に留学して、この国をひっぱっていく子供達なんだって。 ほぉぉ~、モンゴルのエリートくんたちなのか? それにしてはみんな極々普通の子供達にしか見えないけど・・・ でもみんな楽しそう♪ あたし達のことが珍しいのかジロジロみながら なんかコソコソ話している。 「英語話せるの?」って聞いたら1人が 「ちょっとだけ」ってはにかみながら答えてくれた。 簡単な会話をちょっとしただけだったけど、 やっぱり子供って世界どこでもみんな可愛いね すぐにまた授業が再開されて、 先生が言ったことを子供達が大きな声で復唱 みんな、元気いいぞ~ モンゴルは全人口の70%が30歳以下という、若さあふれる国。 4人に1人が65歳以上っていうどこかの国と違って、 国全体に若いエネルギーが充ち満ちている。 日本人の観光客の中には、 けしてきれいとかおしゃれとかは言い難い服装をしている子供達のことを 「可哀想な恵まれない子供達だ」「日本はなんて恵まれているんだ」 と評する人もいるが、 モンゴルの子供達は間違いなく、 この国の発展に欠かせない重要な役割を担っている。 どこかの国の若者のように、 年寄り達の年金生活を支える重要な担い手として存在するわけではない。 恐らく彼ら自身もそういうことを感じていて、 自分たちの未来に対してのビジョンを持っているように思う。 確かに今のモンゴルには、優秀な人々を受け入れるだけの土壌がなく、 若者の中には海外志向が高いともきく。 けれど、やはりこれから上昇曲線を描こうとしている国のパワーって、 きっと彼らを呼び戻すチカラにもなるんじゃないかな。 なんてことを考えながら、ガンダン寺観光はこれにて終了。 Eurekaトラベルです。 次回は 『大モンゴル建国800周年記念祭 その1』 お楽しみに
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