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November 22, 2006
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カテゴリ:MOVIE

ロバート・アルトマン監督が死んじゃった・・・

この監督と初めてであったのは『プレタポルテ』という作品。

プレタポルテ.jpg

実はこの映画を見たきっかけはお仕事の関係からなのだ。

ある作家がこの映画をモチーフに絵を描いていて
その作品の個展をあたしが働いていた会社で扱うことになったんだよね。

それまでロバート・アルトマンの作品は1つもみたことがなくって
「映画の内容を知らないっていうんじゃ、仕事はできないじゃろ」って
ことで、お勉強感覚で見たのを覚えてる。

そしたら、これがすごく面白い。

あたしは基本的に群像劇っていうのかな?

<ある1つの限定的な場所・出来事を中心に、
大勢の登場人物がいろいろと絡み合って複数の物語が同時に進行する>

っていうシチュエーションって大好きなんだよね

この『プレタポルテ』はパリ・コレという、世界のファッションの最先端を舞台に、
流行を生み出すデザイナー、それを体現するモデル、
それを追いかけ、群がる雑誌編集長やカメラマン
それぞれの立場の人間の心理を巧みに描いているの。

そして流行(=モード)を常に作り出していくという、作り出していかないといけないという
ファッション業界に対する皮肉を交えながら、業界の裏側を描いているんだ。

実際のパリコレにカメラを持ち込んでの撮影もあって
ゴルチェ、三宅一生、トラサルディ、ソニア・リキエルなどの世界的有名デザイナーや
ナオミ・キャンベル、クラウディア・シファー、ヘレナ・クリステンセンといった
当時のスーパーモデルたちも軒並み出演。

(なんか時代を感じさせるよね、この名前の数々)

華やかな舞台の影でうごめく人間達の欲望、裏切り、愛憎。

この映画のラストはちょっと感動ものだよ。

感動といっても、涙が出るとかそういう意味ではなくって
なんというか、あっぱれっていう感じかな?

アヌーク・エーメがほんとステキです。

ちなみにこの作品の2年前に公開された
ティム・ロビンス主演の『ザ・プレイヤー』という作品ではハリウッドの裏側を描いてる。
でもって、こちらも本物の有名俳優・女優さんがたっくさん出てるらしい。
(あたしはこっちは見ていないの)

カンヌで監督賞を受賞しているので、こっちの方が知名度高いかな?


この監督さんはとにかく群像劇が得意中の得意で、

最近では『ゴスフォード・パーク』なんかも、それなんだけど
これも結構好きな作品。

ゴスフォード・パーク1.jpg

イギリス郊外にある貴族のお屋敷「ゴスフォード・パーク」で開かれる、
盛大なパーティーを舞台に描かれる人間模様。

貴族側(上流社会の人間)と、使用人側(下流社会の人間)たち。
一見華やかなパーティーでありながら、
それぞれの側から、人が持つ欲望や悲しみといった人が持つ暗い部分を描いた群像劇。

プレタポルテとは違って、クラッシックな建物の中が唯一の舞台。
堅苦しいイギリスの階級社会の中で物語は進行するの。

でもね、やっぱりこの作品でもアルトマン監督らしい皮肉がよく効いていて
あたしは好きだな。

それとこの作品はポスターとキャッチコピーが好きだった
確か

「お茶は4時、ディナーは8時、真夜中には殺人を...」

だったかな?

 

この作品ではアカデミー賞の前哨戦である
全米批評家協会賞監督賞、NY批評家協会賞監督賞、ゴールデングローブ賞監督賞
を受賞していて、やっとアルトマン監督がアカデミー賞を受賞できるだろうって
言われていたんだけど、やっぱりダメだったんだよなー。

結局一度もアカデミー賞は受賞できなかったんだよね。
今年やっと名誉賞をもらったなー、なんて思っていたんだけど・・・

そっか、亡くなったのかぁ

登場人物が多いと人間関係が把握できなくてイヤっていう方にはオススメできないけど
もし良かったらどうぞ。

ということで、


お茶はプレタポルテ』
ディナーはゴスフォード・パーク』
真夜中には ぱらいそ・かぷりちょそ』 を・・・






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Last updated  November 22, 2006 09:58:20 PM
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