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Eureka22
旅日記を中心に京都を中心とした美味しいものや 映画の感想など気まぐれに綴っています* +現在の旅日記+ ・トルコ世界遺産巡り日記:連載中 ・ママといくバリ日記:連載開始予定 ・モンゴル日記:不定期連載中 その他国内旅行も随時upしています*
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昨日紹介した三段重ねの箱。 ただの箱ではありません。 「遊山箱」 という、特別な名前があるの。 小さい子供たちは春になると あの箱にお弁当を詰めてもらって 子供達だけで、近くの山や川に 遊びに行くといっていたんだって。 前回の日記にコメントをよせてくださった じゅんナースさんも そのような子供時代を過ごされていたとのこと。 子供たちだけっていうのが、楽しそうでしょ? みんなそれぞれ自分の遊山箱をもって いっぱい遊んだ後に みんな一緒に お母さんの手作りのお弁当を食べる。 ただのお弁当箱じゃなくって こんな箱に入っていると なんだか特別な気分にならない? 中身はけして豪華とはいえない ごくごく普通の家の家庭で作られるもの。 (これはあくまでも参考です。ランチで出てきたものじゃありません) 下の段はおいなりさんと巻きずし 中段はお煮しめ 上段は寒天やういろう と入れるものはだいたい決まってるの。 色鮮やかな塗りの箱に これまた色とりどりのおかず。 こんなお弁当なら 箱を取り出すときに ワクワクしちゃいそう 今は廃れてしまった遊びなんだけど 最近、ある大学の先生の本がきっかけになって この「遊山箱」が見直されてきてるんだ。 こちらのカフェでは この遊山箱を使ったランチをだしているの。 残念ながら 当時と同じ内容では作っておらず あくまでランチの小道具って感じなんだけど それでもテーブルに遊山箱が置かれ 自分で引き出してテーブルに並べたときは 思わず きゃ~~~ この日のランチメニューは 「麦ご飯」 「こんにゃくの煮しめ」 「梅寒天」 一応、古くからの習慣にのっとって 「ご飯もの」 「煮物」 「寒天もの」 と3段に重ねてあったよ。 他に サラダ スープ おかず一品料理 手作りデザート 紅茶 付き お部屋は昔懐かしい雰囲気で作られていて 火鉢に茶だんす、カラーテレビに、ステレオ、雑誌などなど 昭和30年代をイメージ。 その時代に生きていた訳じゃないけど まるで家にいるような気分になって すっかりくつろいじゃいました。 これが京都だともっと洗練されていたり もっと徹底的にレトロだったりするんだろうけど 京都の町屋カフェと比べると くつろぎ度が違うんだよね。 夏休みに田舎だけど町に住む 親戚の大おばちゃんの家にやってきた、 みたいな感じ? オーナーさんが 「ゆっくりしてってくださいね~」 って言ってくれたんだけど その言い方とか雰囲気がまた いいんだな~♪ それに 一緒にいった先輩の田舎のお話がまた面白くって。 ちょっとタイムスリップしちゃいました
オーナーさんに 「デザートはお庭でいかがですか?」 って勧められたんだけど 食事を終えた頃には 別のお客さんがすでに座ってしまって・・・ うーん、残念。 でもお庭は楽しめたよ。
オーナーさん方が 「お庭にあるミント、好きなだけ持って帰ってください」 とハサミと新聞紙を持ってきてくれたので 遠慮なくいただいちゃいました。 ミントティーでもお風呂にでも どんどん使ってくださいっていうので ほんと遠慮なくもらっちゃった。 それでも帰るとき、 「それだけでいいんですか?」 っていわれちゃったけど・・・ 東屋は、ほんと長居したくなるのがわかるくらい 気持ちいい場所。
小さなお庭を眺めながら ぼけ~ってしたくなっちゃう。 ロッキングチェアもあるからなおさらだよね。 古い着物や帯を使ったランチョンマット こんなにステキになるなんて♪
お庭にはミント以外にもいろいろなハーブや 野菜が植えられていました。 睡蓮も咲いていたよ。 睡蓮が咲いていた池も手作りなんだって。 チョウチョやトンボ、カニなど自然がいっぱい。 この建物はなんと大正時代に建てられたもの。 元燃料店なんだけど 20年以上も廃屋となっていたものを買い取って、 オーナー自らリフォームしたんだって。 中はボロボロかつゴミだらけで リフォームには相当ご苦労されたとか。 オーナー夫妻手作りの落ちた瓦を使った壁など 手作り感がたっぷり溢れた 優しいカフェ。 ミントの束をお土産に 気持ちの良い午後を過ごせました。 遊山箱、いつかは買いたいなって 思ってるんだけど、これが2万円ぐらいするの。 自分用と姪っこ用に買いたいなって 思ってるんだけど。。。 これもって遊山したーい! 遊山箱、おひとついかがですか? 良かったらポチっとよろしく! ↓ 追記 上でオーナーと書いてるけど 後から調べたところ、このお店 とあるNPO法人が町おこしのために 作った町屋カフェだったの! いろいろとお話してくださった方が 「これはあたしと主人が作ったんですよ」 って言っていたので、 てっきりオーナーさんと思ったのに 「あたしたちはボランティアなんです」 って発言もあったから混乱してたんだよね。 これで納得! 店内には手作りの品がいろいろと売られていたのも そーいうわけだったのか・・・ ここの2階も気になるし 今度はお茶メインでいいから またいってみよっと♪
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