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Eureka22
旅日記を中心に京都を中心とした美味しいものや 映画の感想など気まぐれに綴っています* +現在の旅日記+ ・トルコ世界遺産巡り日記:連載中 ・ママといくバリ日記:連載開始予定 ・モンゴル日記:不定期連載中 その他国内旅行も随時upしています*
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リアルタイムで見ることができずにいたブルーの最後 ソルジャー・ブルー3部作 いよいよ最終章・・・・ 特別編を見て、ブルーの最後の戦いに 否応が無しに盛り上がってしまったこの気持ち。 原作とあえて違う展開として ブルーをこのナスカ崩壊まで生きながらえさせたのは すべてジョミーと、そしてミュウの仲間のため。 だからもっともっとブルーの仲間への想いや それを受け止めるジョミーやミュウたちの気持ちを 描いて欲しかったのに・・・ メギドの攻撃を防ぐ、ブルーとジョミー。 そしてナスカで生まれた7人の子供達。 ジョミーを後継者に選んだ時 ジョミーが死なないでっていってくれたから ここまで生きることができた。 そしてこの子供達にも出会うことが出来た。 ブルーはそういってジョミーに感謝する。 この子供達を、そしてミュウの仲間を守るために たった一人、メギドに乗り込むことを決意するブルー。 300年ものあいだ、常に仲間の死と向き合ってきたブルー。 彼にとって、新しい命の象徴であるナスカの子供達は 本当に心から「守らねばならぬミュウの未来」 だったんだろうな。 メギドに降り立つブルーと、それを迎え撃つキース。 狩られるものに対する狩るものの礼儀と自ら ブルーを倒しに向かうキース。 いよいよ特別編で言っていた、野蛮な2人の対決か!? それぞれの想いと肉体をぶつけ合いながらの戦いを 期待していただけに、 キースが一方的に銃を撃ちまくる展開はがっかり・・・ 2人の直接対決がこんな形に終わるとは・・・ ブルーの言葉に耳を傾けるはずのないキースだけど それでもせっかく直接、面と向き合う訳だから 一度くらい、それぞれの立場から言葉をかわしても良かったのにな・・・ こんなの対決でもなんでもないじゃん・・・あーあ。 人間とミュウという立場でぶつかり合うのは やはりジョミーに任すということで ここではそういった演出にはならなかったのかなぁ。 そしてキースの弾丸を右目に受けながらも 最後の力でメギドを破壊するブルー。 このあたりの演出も消化不良。 ブルーの死を ブルーの最後の想いを受け止める っていう演出が全然ないんだもん! もっとブルーの意識が宇宙全体に拡がるとか ミュウだけじゃなく、人間に対してもブルーの想いが響くとか なんかベタといわれようが、 そういう盛り上がりを見せて欲しかったのに・・・ 地球を故郷とする、すべてのものよ、生きろ っていう台詞って、このあたりで使った方が効果的だったのでは? ミュウと人間の共存をずっと願っていたブルー。 だからこそ、彼の死をもっと普遍的なモノとして あの空間にいた全てのものに伝えて欲しかったのになぁ・・・ たとえこの段階では何も変わらなかったとしても かつてソルジャーと呼ばれた男が その死と引き替えに伝えたかったもの。 そういうものがあれば、この先の展開の中で ブルーの存在がもっと生きてくると思うのに・・・・ そうなるとブルーばかりが目立って ジョミーがかすんじゃう? ナスカで失われた命にたいして 嘆き悲しむシーンはあるのに ブルーの死、そのものを悼むシーンって フィシスとジョミーの2人だけしかないんだよね。 しかもブルーが残すメッセージとに対して これまた、確かに受け取ったっていう演出無し。 長きにわたった友である長老たちでさえ ブルーの死を悼んで涙するというより ナスカで死んだ若者のみを悼むような描き方。 なんだかな・・・・ そのあたりもかなりガッカリ・・・ キムの死の描き方の方がよっぽど涙指数高かったじゃん・・・ ブルーが残したヘッドフォンを受け取り ソルジャーとして、ミュウの長として、 ミュウを率いることを決意するジョミー。 逃げてばかりだったミュウが ついに人間をコントロールするシステムと対峙する。 そしてブルーへ捧げる詩と共にブルー3部作終了。 うーーーーーーーーん、やっぱり納得できない! なんかこれも演出としては古くさいっていうか いまいち感動できないんだもん。 特別編であれだけ盛り上げといて ちょっとこれはないかな・・・ 特別編みて、あんなに涙ウルウルしたのは一体なんだったの? って感じ・・・ 原作は知らないけど、遠い記憶の映画版とは だいぶ違ってる気がする。 映画版では ジョミーとカリナの間に生まれたのがトオニィ という設定だったから 父として、そして男として 愛するものを奪われた形になったんだよね。 そしてナスカの惨劇を目の当たりにしたジョミーは 心を完全に閉ざしてしまうっていう風じゃなかったかな? 哀しみのあまり言葉を失って、 テレパシーしか使えなくなるジョミー。 そしてそんなジョミーに代わって、ミュウを率いていくのが 母親を殺されて、人間に対する恨みを強くもつ 成長したトオニィ だった気が・・・ (間違っていたら訂正しますので、教えてください) だからこのナスカ編のラストは かなり救いがない展開になると思ってたけど そこに映画版にはなかったブルーの存在が絡むことによって どう変わるか期待していたんだ。 確かに映画版に比べたら、長としての強さを身につけたジョミーが ミュウを率いていくっていう形になって、 映画版のような暗さにならなかった点は 良かったって思うんだけど・・・ うつむくなという言葉、そのものが ブルーが残した想いなのかな。 常に虐げられ続けるミュウという存在。 でも、それに屈するな、自分を信じて行動しろと。 ミュウとして300年もの長き時間を生き抜いたブルーが 残したこの言葉こそが、ジョミーに長としての強さを与え ミュウに立ち向かうことの勇気を与えた。 そう理解すればいいのかな? 見終わった直後はちょっとがっかりだったけど 少し時間をおいてみたら、こう考えることができました。 そしてこうして感想書いているうちに だんだんとブルーの生き様、死に様というものが ジーンと心に響いてきた感じ・・・ でもやっぱりこの描き方には納得できないよぉぉ それにしても、エンディングもブルー・スペシャルにしてくれてるし スタッフの方たちのブルーへの思い入れはすごいね ということで、ちょっとテンション下がり気味には なってしまったけど、 ブルーをたっくさん見られたってことで ブルー祭り、終了です。 しばらくはレビュー無しで見守ろうと思います。 最後に、今回気に入ったブルーの画像2つアップして終わりますね。 ブルー祭り、お楽しみいただけましたか? 応援のポチ、よろしくお願いします♪ ↓ 旅関係の最新日記は こちら 九州旅日記は こちら
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