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Eureka22
旅日記を中心に京都を中心とした美味しいものや 映画の感想など気まぐれに綴っています* +現在の旅日記+ ・トルコ世界遺産巡り日記:連載中 ・ママといくバリ日記:連載開始予定 ・モンゴル日記:不定期連載中 その他国内旅行も随時upしています*
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- 熊本・大分・宮崎の旅 vol.22 - 一気に夏模様になったせいか 台風による気圧の変化のせいか どーもここんとこ調子がでなくて・・・ ゴールデンウィークの旅もそろそろ終わりにしないとね。 高千穂神社で愛を誓ったあと、 (前回の日記参照) 時計を見たら、結構いい時間。 この後のフェリーの時間を考えると そろそろ帰らないといけないんだけど・・・ でも、もう1カ所みたいところがあるので ダーにお願いしてみたら まー、なんとか間に合うかなっていうから、行っちゃった! それがここ天岩戸神社。 高千穂神社よりさらに山奥にあるの。 日本人なら一度は耳にしたことのある あの日本書紀に出てくる天の岩戸がある神社。 もしかしたら日本語の読める外国人が このブログを見に来てるかもしれないので 一応、天の岩戸伝説をご紹介。 弟のスサノオの数々の狼藉に怒ったアマテラスは 天の岩戸に引き篭もってしまい、世界は闇に包まれてしまいました。 八百万の神々がの安河の川原に集まり、 どうすれば良いか相談をしました。 まず、アマノウズメが半裸になりながら舞い踊り、 それを見て八百万の神々が大笑い。 笑い声を聞いたアマテラスは 外で何が起こっているか気になったので 岩戸をほんの少し開けました。 アマノウズメは「あなたより尊い神が現れた」と言って 八咫鏡(やたのかがみ)をアマテラスに向け 鏡に映った自分の姿を、別の神と勘違いしたアマテラスは その姿をもっとよく見ようと、さらに岩戸を開くと そばで隠れていたアメノタヂカラオが アマテラスを引きづりだしました。 こうして世界に再び光が戻ってきました。 とまあこんなお話。 お話は有名だけど、実際に訪れた人の数はどうなんだろ? 実はここ以外にも天の岩戸伝説が残る神社や土地が 全国には数カ所あるんだけど やっぱりここが一番本家本元? この日も訪れている人はまばらで 静けさに包まれている神社内。 西本宮拝殿 西本宮御神楽殿 西って書いてあるぐらいだから東があるわけで 東も対岸にあるんだけど、そちらはもっと小さい神社。 だいたいはこちらの西本宮を訪ねるみたい。 実はこの神社では伝説の天の岩戸を 実際に見ることが出来るの。 でも勝手に見に行くことは出来ないんだよ。 社務所の方にお願いして 案内してもらわないといけないのだ。 時間が無いのはわかっていたけど ここまで来て、天の岩戸を見ずに帰れるかって 困り顔のダーを横目に社務所に向かうあたし。 「所要時間20分ほどです。」といわれて 「できたら短めでお願いします。」と、無茶言っちゃうし・・・ 相手が神様だろうと、欲望を通そうとするなんて バチあたりだよな・・・・ それでも嫌な顔せず案内してくれた若いお兄さん。 ↑の拝殿の写真の右側に立派な門があって その先に天の岩戸があるの。 その前にこの神社に生えている木の説明。 招霊(おがたま)の木っていうんだけど、これがその実。 招霊の実 これみてピンときた人は舞踊通?神道通? そう、あのシャンシャンっていう音がする 舞手がもつ鈴はこの実を模したものだとか。 さて門の先は一切撮影禁止なので 画像は無いんだけど 人の立ち入りを禁じているところだけあって 空気そのものがなにか違う感じ。 といったところで、特別な景色がある訳じゃないんだけど・・・ で、お目当てに天の岩戸はどこどこ? 社務所の方が指さした方向は・・・ あれ? ただの崖にしか見えないんですけど・・・ そう、天の岩戸はもう何百年に渡って 一切人の手が触れることがなく 誰もその地に入ることを許されていないので 自然と崖が崩れたり、草が生い茂ったりとかで もうその姿を見ることはできないの。 なんとなく、岩肌の大きなくぼみはみてとれるんだけどね。 想像していたものとは全然違ったので ちょっと拍子抜け。 けど、神聖な場所だからこそ、 人の手の及ばないところに位置している訳だし 自然に任した結果がこれなんだから仕方ないよね。 本当はこの天岩戸神社のさらに奥にある天安河原にも 行ってみたかったんだけど、さすがにもう時間切れ。 天安河原 ダーの顔も、もうこれ以上は許さんぞ!って言ってるし・・・ 絵はがきでも買ってかえろっと。 そうそう、この神社の入り口にいらした この方を忘れてはいけないね。 アメノタヂカラオ この方が世界を暗闇から救った英雄。 ちなみにタヂカラオが投げ飛ばした 岩戸がどこまで飛んでいったか知ってる? なんと長野県の戸隠。 なので戸隠神社ではこのタヂカラオ=手力男命が 祭られています。 宮崎県 長野県 いやいや、神様ってやっぱりすごい! ということで、観光はこれにて全て終了。 あとはおうちに帰るだけなんだけど・・・・ あと1回、おつき合いください 日本の神話って好きですか? 応援のポチ、よろしくお願いします♪ ↓ 旅関係の最新日記は こちら 前回の九州旅日記は こちら
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