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Eureka22
旅日記を中心に京都を中心とした美味しいものや 映画の感想など気まぐれに綴っています* +現在の旅日記+ ・トルコ世界遺産巡り日記:連載中 ・ママといくバリ日記:連載開始予定 ・モンゴル日記:不定期連載中 その他国内旅行も随時upしています*
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『モーターサイクル・ダイアリーズ』 今日、Y新聞のコラムを見ていたら チェ・ゲバラの話しがでていたので 先日レンタルしてきたこの作品の感想でも。 チェ・ゲバラについてはTシャツのプリントでしか 知らなかった、全く無知なあたし。 こないだ没後40周年の記念式典が やっていたみたいだね。 この映画も『バベル』を見て気になって仕方なくなった ガエル・ガルシア・ベルナルが見たくて 借りてきたようなものだし。 革命家ゲバラの原点となる彼が若い頃に旅した 南米旅行のことを書いた 「モーターサイクル南米旅行日記」 を映画化した作品。 予備知識があればもっと別の見方や 楽しみ方があるんだと思うんだけど それがなくても、青春モノとして十分楽しめるよ。 ただ、人によっては地味だなって思うかも。 場所が場所だけに画像的に暗いシーンも多いしね。 でもね、この作品をみて思ったのは 「旅」の力ってすごい ってこと。 人生を変える旅っていうのはよくある話。 そういう意味では目新しくないけど 実話を基にしているだけあって やっぱりあたしは好きなんだよね、この映画。 アルゼンチンに生まれ、喘息を患っていたこともあり 自分の国から一歩も外にでたことがなかったエルネスト(ゲバラ)。 医学生の時に、年上の友人のアルベルトに誘われて オンボロバイクで、書物でしか知らなかった 南米を旅することに。 比較的恵まれた家に生まれ育ち 家族に愛されて育ったエルネスト。 誰かの役に立ちたい そういう気持ちは以前から持っていたエルネストが この旅を通じて、世の中の不条理や 富めるもの、貧しきものとの格差や 病人に対する迫害など 様々な出来事に出会う中で その想いを強めていく 旅することがなかったら出会わなかった人たち。 旅することがなかったら知り得なかった事実。 ゲバラの生き方を大きく変えたこの南米の旅。 でもけしてこの映画はそういうことを 仰々しく描くことはなく 時には馬鹿馬鹿しく、時には切なく 時にはホロっとさせる といった青春映画として撮ってるとこがGOOD エルネストの優しさが全編を通じて 伝わってくるんだ。 社会的弱者へのいたわり 誰に対しても公平であろうとする心 そんな彼だからこそ 何か自分が出来ること、何か社会に向けて出来ること それをしたいっていう想いが 多くの人の気持ちを掴むことになったんだろうな。 まじめな医学生・エルネストとお調子者の化学者・アルベルト この2人のコンビも面白いんだ エルネスト一人の旅だったら もっと暗い感じになっていたんじゃないか って思うけど、2人旅だから超貧乏旅も 面白おかしくやってられる。 ちなみにこのアルベルトを演じた ロドリゴ・デ・ラ・セルナはゲバラの「本当のはとこ」 だってことが後に判明。 すごい偶然!
それにしても、やっぱり自分にはこういう 何も持たない旅っていうのは出来ないって思うだけに 憧れちゃうんだよな 好奇心のままに10,000キロを走破するといった むちゃくちゃな計画に彼らの 「世の中を知りたい!見てみたい!」 っていうパワーを感じちゃうんだ。 やっぱ旅ってこういう想いが 原動力になるんだよな~って改めて実感。 今日のコラムには ゲバラが持つ「ユーモア」について 書いてあったんだけど 革命家というともすれば恐ろしいイメージが強いのに いまもなお、彼が慕われる理由っていうのは 世の中を変えるという凄まじいエネルギーを要する活動のなかで どこか子供っぽいユーモアや好奇心や優しさをもつ そんなとこにあるのかもね。 この旅を終えて、カストロと知り合い キューバ革命に身を投じて 世界的に有名な革命家となるチェ・ゲバラ。 けして優しいだけでは革命家にはなれないはず。 この後に彼の気持ちがどう変化していくのか 彼の人生にちょっと興味が沸いてきちゃいました。 とまあ、いろいろ書いたけど 結局のところ、ガエル君がカッコイイってことが 一番のポイント キャ~ ほんと何を今更と思われてるのを承知で あえていっちゃうけど 今年はガエルくんにハマリまくり~ キャ~キャ~ このあと 「アモーレス・ペロス」 も見ました 格好良すぎぃぃ~!! またこの映画の感想は別の日に あんまり中身のない感想ですが 南米社会が抱える闇とか苦悩みたいなとこに触れちゃうと、 知識のないあたしにはちと荷が重いので。 哀愁をまとう音楽もいいですよ 世界遺産のマチュ・ピチュなど まだ訪れたことのない南米の景色に 彼らと一緒に旅しているような気分になれます けして万人向けとは言いませんが あたしは好き 最後まで読んでくれてありがとう! 応援のポチよろしくお願いします♪ ↓
タイトル モーターサイクル・ダイヤリーズ(2003) 監督 ウォルター・サレス 出演者 ガエル・ガルシア・ベルナル/ロドリゴ・デ・ラ・セルナ ミア・マエストロ/メルデセス・ラモーン ストーリー 医学生のエルネスト(ガエル・ガルシア・ベルナル)は 親友アルベルト(ロドリコ・デ・ラ・セルナ)とともに 本でしか知らない南米大陸の縦断旅行に出る。 それは、1台の中古バイクにまたがる 金も計画も無い旅だった......。 評価 ★★★★☆ 公式サイト http://www.kadokawa-pictures.co.jp/official/m_cycle_diaries/
『マイレージ、マイライフ』 March 27, 2010 コメント(23)
『マイラー必見!? 映画【マイレージ、マ… December 16, 2009 コメント(14)