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Eureka22
旅日記を中心に京都を中心とした美味しいものや 映画の感想など気まぐれに綴っています* +現在の旅日記+ ・トルコ世界遺産巡り日記:連載中 ・ママといくバリ日記:連載開始予定 ・モンゴル日記:不定期連載中 その他国内旅行も随時upしています*
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一美ちゃん日記 ここんとこほんと仕事が忙しくて ゆっくり日記を書く暇もないぐらい あの恩田先生の娘の一件では さすがのあたしも心身共にぐったり 手術そのものだけど、他にもいろいろあったからね。 うちに運ばれてきた時点で もう後は朝田先生に任すしかない状況に陥ったわけで そうなったら、その状況で最善の策を講じるのがあたしの役目。 外科手術っていうのが実際に切ってみないとわからないじゃない? いくら術前検査をしていたからといって 明真に移ってから、どれだけ病状が進行しているか この目で確かめてみなきゃわからない。 で、実際、切ってみたら想像以上にボロボロになってたわね 彼女の心臓。 40分という制限時間の中でベンタールまで やるなんてことは到底考えていない。 むしろ血液が届かなかった場合に、どうやってベンタールを行うのか。 あたしも朝田先生も同じ考えだった っていうかあれしか方法はなかったもの。 血液の稀釈による循環血流の確保 あたしにはわかっていた。 他の人たちには朝田先生の口から説明されるまでは わからなかったみたいだけどね。 だからあたしは朝田先生が大動脈乖離のリペアが 終わるのを見届ける前に、さっさと次の行動に移ったの。 あ、これ結構重要なポイントよ! あたしの医療知識が生半可なものじゃないっていう証拠なんだから! 朝田先生がまだリペア手術をしている間に あたしが取った行動とは・・・ そう、小高の尻叩き このオペを成功させるには彼女の力がどうしても必要だった。 でも、あたし、あの女、嫌いっていうか苦手。 あの目がいやなのよ・・ 簡単にあの女を説得できるとは思ってなかったから 本当に必要に迫られるまではあの女には正直関わりたくなかった。 案の定、すぐには話しに乗ってこないし 時間かけていたら、それこそオペが失敗するのは目に見えてたから ついつい、真にせまった感じで言っちゃった・・・ 「まだ、17歳よ!親の前で見殺しにしていいの!」 なんて・・・ さすが女同士、こういう言葉のニュアンスで あたしの態度が普段とは違うってことを見抜いてた。 あの人の心をのぞき込むような目、あれが苦手なのよね・・・ とりあえず、あたしらしく あたしのビジネスの成功のためには 議員の娘を死なせるわけにはいかない。 なんて言ってみたけど・・・ あーあ、あの女の尻叩きするつもりが こっちの弱いところ、見透かされちゃったかも。 やば! まあ、でも結果オーライってことで 小高もオペに参加してくれて、無事手術は成功。 となれば、あとは恩田先生対策。 こっちは命救ってやったっていう恩と 愛人の娘だっていうスキャンダルネタ持ってる訳だから 恩田先生がどういう態度にでようと 丸め込める算段はできていたんだけど・・・ まさか、野口先生がよりによってあんなこと言い出すなんて! 言うに事欠いて、 「うちの木原っていう医師に切らせました」 だとぉ? 冗談は顔だけにしてっていうか このおっさんの考えていることがわけわからなくて さすがにあたしも動揺が顔にでちゃったよ・・・ もう、勘弁して~!! どー考えても、あの凡人医者にそんなことできないでしょうが。 誰が考えたって無謀な言い訳。 こないだの事件で懲りてないの?<改竄 そんな無茶な言い訳しなくたって あのオペそのものをどこかに公表する必要はないでしょ? 公表すれば当然マスコミは面白い記事を書くために 患者がどういう人物かって興味を持つだろうし 彼女の素性をかぎつけられちゃったら元も子もないんだから・・・ 恩田先生にしたって 「わたしの娘は北洋の医師に助けてもらいました」 なんてこと、誰に口外するっていうの? あの子の手術と恩田先生との関係は あくまでも秘密裡のもの。 要は恩田先生に恩を売るだけのことなんだから。 それとも野口先生、あのオペ、木原先生を執刀医として どこかに発表するつもりなの? あほか! あんなくだらない嘘に付き合わされるような 格好になるのだけはごめんだから あたしはあたしなりに恩田先生には釘をさしておいたけど あたし一人だったら、 もう少しスマートにまとめられたのになぁ 野口のおっさんがいるせいで 必要以上にダークなイメージになっちゃうじゃん!! せっかく、手術前には恩田先生と手を握り会うほどの 信頼関係を築けていたのに・・・・ ふぅ いろいろあったけど、野村も一人前になって 新・チームドラゴンのメンバーになったみたい。 よかった 小高ももう一押しって感じかなぁ? 外山も今回の奇跡のような手術を見て 相当、ショック受けたみたいだし。 結局さ、人には奇跡が必要なのよ。 医者だけって訳じゃないだろうけど 誰でも自分の限界っていうのを感じながら生きている。 これまでの経験をもとに これぐらいならできる、これ以上は無理 って感じに考えているとこあるよね。 でも朝田先生と組むことで 人は奇跡を目にする。 でもそれは神様が起こした奇跡じゃない、 朝田という人間が作り出した奇跡。 そしてその朝田が言うわけよ 「これはチームだから為し得ることなんだ」 と。 そんなこと言われちゃったら、言われた人間はどう思う? 「自分もその奇跡に一端を担ったチームのメンバーなんだ。」 そう思えた時、人は自分の限界に目を向ける。 こんなオレでももうちょっとやれるんじゃないか。 ここまでって思って諦めていたことでも もっとがんばれるんじゃないか。 朝田先生は「絶対に諦めるな」って口癖のように言うけど そういう彼のそばにいることで、 人は変わっていけるような気がするの。 皆が皆、朝田のような超人的なテクニックを持つ医者な訳じゃない。 だけど彼の奇跡的な術式を目にすることで 絶対に助からないと思った命が救われる瞬間を共有することで より上を目指そうとする医者が増えるはず。 命を大切に扱おうとする医者が増えるはず。 あたしが目指す、「チームドラゴンの量産化」 (前回の日記参照) っていうのは そういう、医療に対して、その役目を真摯に全うしようとする 人たちを増やそうってことなんだ。 これこそ、まさに朝田イズム! そして彼らがより上を目指すためには当然お金も必要になる訳だから もらうところからはしっかりもらって 彼らをサポートしていきたい そう思ってるの。 難しいってことはわかってるけどね。 だからあたしはあたしの信念のためには いくらだって嘘はつく。 高校生一人といえど、あたしの計画の邪魔はさせない。 二人の仲を取り持つような嘘だしね、別に構わないでしょ? 野口のおっさんのようにヒューマニズムを否定していたんじゃ 医療の未来はない。 目の前にいる1人の患者を救おうとはしない医者に 10年後に1万人の患者を救えるとは思えないもん 今回は結構まじめに書いちゃった。 たまにはいいよね。 でもあたしはあくまでもビジネスを念頭に動いているってことを 忘れないで あー、それにしても野口のおっさん、 調子こいて、「Win&Win」までパクるんだから~! どーして、おじさんってちょっと目新しいネタ仕入れると それを意味無く、使いたがるのかね~ 周りにいない?若者に受けると思って 流行ってるギャグや流行語を多用するおっさん とにかくカルテの改竄だけは阻止した方がよさそう・・ だってあの美羽って子、朝田先生に憧れてたんでしょ? 「あたしのオペしてくれた朝田先生って~、超カッコイイの~♪」 とかなんとか、友達に言いふらしそうじゃない? どんなところからほころびが生じるかわからないもんね。 それじゃ、今夜はこのへんで。 おやすみない 一美ちゃん日記その1 一美ちゃん日記その2
またしても壮大な計画、ぶちあげてしまいました~ 一体一美ちゃんが何を目指しているのか。 うーん、これはかなり最後にならないと明かされないのかな? なんとなく、いい人っぽい描き方がされてたよね。 毎回、ドラマを見るまでドキドキです。 この一美ちゃん日記が書けるかどうか。 とりあえず、今回も無事書き終えることが出来て良かった~ 最後まで読んでくれてありがとう! おきに召しましたら、ポチよろしくお願いします♪ ↓
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