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Eureka22
旅日記を中心に京都を中心とした美味しいものや 映画の感想など気まぐれに綴っています* +現在の旅日記+ ・トルコ世界遺産巡り日記:連載中 ・ママといくバリ日記:連載開始予定 ・モンゴル日記:不定期連載中 その他国内旅行も随時upしています*
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懐石・宿 近又 【かいせきやど きんまた】 享和元年(1801年)に近江屋又八がひらいた旅館。 当時は近江(滋賀)からやってくる薬商人の定宿だったそう 今はお料理中心のお店だけど 1日3組までは旅館としても利用できます 江戸時代にお上からいただいた定め書 (本物) 素性の知れないものを泊める時は注意しろ 怪しければ泊めるな 近隣の店にもそういう情報は伝えるように など宿を営む上での注意書きだそうです 建物のまん中にあるお庭 ここを通って奥へ 案内されたのは1階の奥のお座敷 パンフレットにのっていたお部屋でした これはパンフレットの写真 まだ紅葉してないけど、こんな景色が眺められます 近又の名前がはいった布巾は お持ち帰りOK お料理 生雲丹の琥珀羹 稲穂添え 生雲丹と長芋の食感の違いが○ エビの丹波揚げ 子持ち鮎の焼き物 栗を衣に使って揚げるので丹波揚げ 子持ち鮎は脂がのって初夏と違って濃厚 お祝いの席だと伝えておいたら 途中でお赤飯が そして最後には白いご飯がおひつで登場 先代の女将のこだわりで ”お料理”と”白いご飯”は別物だそう なので、必ず最後は白飯を出すそうです お腹にはいるかわかりませんが 良かったら召し上がって下さいと お漬け物と一緒に置いていかれました お赤飯も松茸ご飯もあったのに これ以上入らないよ・・と思いつつ せっかくだからと、まずダーが試食 美味しい~! お腹苦しい~って言いながら この甘くて香りの良い白飯 パクパク食べちゃった 写真は他にもあるので 良かったら画像をクリックしてフォト蔵へ 初めて京都で迎える誕生日 どこで食事をしようか 悩みに悩んだあげく 選んだのがこちらのお店 個室で気兼ねなくいただける お店がいいなって思ったので 接客も評判の良い「近又」さんにしました せっかくだから”京都”にこだわって 古くから京都にあるお店で お祝いしたかったんだ さすが創業200年、老舗の風格っていうのを感じる!って いいたいところだけど なぜか懐かしいというか 昔、子供の頃遊びにいっていた大叔母様のおうち って感じがしたの 人の温かさ、温もりがあって お店というより、おうち この日は小さいお子さまを連れた家族連れがいて ちょうどあたしたちの上の部屋からは 子供達が部屋を走り回る音が お店の人も何度も謝ってくれたんだけど あたしにはその音が懐かしく感じたの マンションで聞こえる音とは違う 昔ながらの木造住宅では聞こえていたはずの音 板の間の廊下を走る、あのパタパタっていう響き すごく久しぶりに聞いた気がしたんだ そのうち家族連れも帰り お菓子とお茶でのんびりくつろいでいると ご主人がやってきて このおうちのことをいろいろと話してくれたの うちはこのへんでは普通の家でした 特別立派なもんだった訳じゃないです もっともっと豪華なお屋敷や旅館はいっぱいあったけど みんな土地売って、その後に立ったのはマンションやビルばかり 親父は最後まで売らないでいたんですが 今では、国から文化財指定受けるようになって・・・ 子供の頃から暮らしていた家が そんな風に扱われるようになるとは 思ってもみなかったです このご主人の言葉を聞いて、納得 だから”おうち”な感じがしたんだ ご主人、だいぶ謙遜されているんだろうな、とは思ったけどね ここは商業の一等地だもん、 日本の開発の仕方を思えば ビルだらけになるのも、当たり前といえば当たり前 でもだからこそ、 この近又がどれだけ価値のあるものなのか・・・ 一度無くなったものは取り戻せないんだもんね 普通の家だから、小さい子供さんからお年寄りまで、誰でも食べに来て欲しい 家族一緒に食事を囲むことができる食卓が一番だから 食育にも力をいれているご主人は ”日本料理の在り方””季節感”等々 「食」への想いを熱く語ってくれました そんなご主人から、 近又のお料理教室に誘われたの 包丁握る必要もなく、ただご主人が料理を作る様をみて お勉強するという、ちょっと変わった料理教室 もちろんご主人が作ったお料理は 後で皆でいただくんだって お料理の得手不得手気にせず、お気軽に というので、 楽しそうだな~って料金みると 1回、10500円!! ・・・・無理っス 京都人のご主人から 町家ならではの庭作りのこだわり方とか 建物規制の話しだとか たくさんお話を聞かせてもらって いろんな意味で ”京都”らしいひとときを過ごすことが出来ました 女将さんも仲居さんも 評判どおり、みな感じが良いし のんびりと食事を楽しめて、満足 仕事の合間をぬって 素敵な誕生日祝いをしてくれた ダーに感謝です 懐石・宿 近又 京都市中京区御幸町四条上ル 阪急電車「河原町」下車徒歩5分 地下鉄烏丸線「四条」下車徒歩10分 TEL 075-221-1039 7:30 - 9:00 (朝食) 12:00 - 13:00 (昼懐石) 17:30 - 19:30(夜懐石) ※営業時間等、お店の情報については必ずご自身でご確認ください※ ※なお、店名に関してのオヤ友チックなツッコミはご遠慮くださいませ(笑)※ ↑ みなさん上品な方ばかりだから大丈夫よね♪
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