京都きまぐれ散歩







そろそろ桜というのも時期はずれに
なってきた感があるけど

前回の桜日記でブログお友達から

”京都の桜はニッポンって感じがする”

というコメントをもらったので

今回は京都らしい”ザ・ニッポン”な桜をお届け




舞台は以前日記にも書いた

平安神宮


ここの「神苑」というお庭の桜は
見頃がちょっと遅めなので、楽しみにしてたんだ




拝観料を払ってまず出迎えてくれたのが




こちらの枝垂れ桜

空から降り注ぐように垂れていて
皆、まずここで立ち止まってしまうんだ


順路に沿って左手にくだっていくと





南神苑の見事な桜に、思わず観光客から歓声が

入り口で迎えてくれた桜もだけど
これは「紅八重枝垂桜」といって
この神苑の中でも一番の名物桜


野山に咲く桜と違って
歴史あるお庭ならではの手のこんだ枝ぶり

長い年月と人々の手間ひまによって作り出された
造形美が感じられる桜たち


この南神苑の特色は
平安時代の庭園の特色である
「野筋」（ノスジー入り組んだ細い道筋）と
「遣水」（ヤリミズー幾重にも流れ込んでいる小川）




こんな感じに桜の枝が四方にのびて
まるで大きな傘のようになっていて
その下を小川が流れてるの

この日は結構暑かったけど
この桜の傘の下では、そよ風がふいて心地良いんだ

桜がはらはらと舞い散る様がほんとキレイ・・・



ここ神苑には
20種類もの桜の木が植えられているんだそう

寒緋桜、染井吉野、里桜、紅八重枝垂れ桜・・・・




咲く時期も少しずつ異なるので
京都の他のところよりも
遅くまで桜を楽しむことができるんだって


一番上の写真は白というより、黄色がかった白色の桜
で、中心は赤いんだよね




西神苑、中神苑をぬけて
最後に姿を現すのが

東神苑



栖鳳池と右にみえる尚美館（貴賓館）
そして池にかかる釣殿の泰平閣

これぞ”日本の美”という風景が
目の前に飛び込んでくるんだ











池にかかる泰平閣

ここに座っていると、いつまでもいつまでも
この景色を眺めていたい気分になっちゃう

池には鳥も舞い降り
なんともいえない景色に
時間を忘れてしまいそう

こういう名所はどうしても人が多くなっちゃうけど
この日は平日だったので、休日よりはマシだったかな

同じ景色でも人の多さで
その美しさの感じ方も違ってきちゃうもんね

拝観料600円はかかるけど
機会があればぜひオススメしたい
桜スポットです

実はちょっと撮影ポイントを誤ったりと
この桜撮影には不満も残るところ

来年はもっと良い写真を撮りたいな




これで終わろうかと思ったんだけど
本当の意味で最後の桜撮りとなったのが

祇園の夜桜

せっかくだからのせちゃうね






昼間もよいけど
祇園の夜はまた別の顔があるので
機会があればぜひ散策してみてね

祇園はけして風情のある「夜の町」というわけではなので
お子さま向けではないですが・・・


というわけで今年の桜報告はおしまい


また来年の春までごきげんよう