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Eureka22
旅日記を中心に京都を中心とした美味しいものや 映画の感想など気まぐれに綴っています* +現在の旅日記+ ・トルコ世界遺産巡り日記:連載中 ・ママといくバリ日記:連載開始予定 ・モンゴル日記:不定期連載中 その他国内旅行も随時upしています*
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Maison de Vin 鶉亭 【めどん・ど・う゛ぁん うずらてい】 鶉亭での食事・前編は前日の日記で さて誕生日ディナーは恙なく進んで 残すはメイン2品目とデザート とここで、高瀬川に面する半個室とは 反対側の鴨川に面した部屋が空いたので 今度はそちらのお席に移られますかと ソムリエさんからのご提案が 両方のお席を楽しんでくださいっていうお店のご好意 有り難く受け取ることにしました 窓を閉めているのでちょっと見にくいけど 向こうに見えるのが鴨川 もう少し暖かい季節だったら 窓を開けると気持ちよさそう お部屋の飾りはワインボトルが使ったユニークなもの この鴨川に面したお部屋にはテーブル席が2卓あって あたしたちが案内されたのは川側の席で こちらはもう1つのテーブル 奥に見えるランプの向こう側が先ほどまでいた個室 ご覧の通り、ほんとこじんまりとしたお店なの 1階のカウンター席を利用する人が多いと思うけど それでも少人数向けの大人向けのワインダイニングって感じ さて、フランス料理のお店にしては ちょっとおかしなテーブルなんだけど 気づいた人いるかな 実はこちらのお店 昭和初期から営む地鶏の水炊きの老舗 当時は足の短い低いテーブルで 座ってお鍋をつついていたんだって ガスではなく、炭を使っていたせいで 一酸化炭素中毒になって救急車で運ばれた人もいたとか というのもその頃はまだ一酸化炭素中毒に対する 認知が低かったそうで、 お鍋食べて、そのままゴロっと横になったりすると 意識がとんでしまい、病院へ運ばれてしまうそうな それこそ何回も救急車を呼んだことがあったらしいよ で、現在の3代目のオーナーさんが方向転換して ワインをメインとしたお店に変えたんだって でも昔ながらのメニューも残しておきたいということで 今でも事前に予約があれば鶏の水炊きも食べられます テーブルの真ん中にお鍋が設置できるように なっているのはそのためなんだ 今回あたし達はその鶏の水炊きは頼まなかったけど フレンチらしい、オリジナル鍋を注文 それは ”京都産仔鴨とフォアグラ、水菜の洋風鍋” 軽くソテーしたフォアグラと鴨の切り身 これを鶏ガラスープに昆布を加えた和風スープで食べるというもの 鴨は天橋立のある京都北部産 鳥インフルエンザ騒動があった頃から 地元の食材を使おうということで選んだんだって お好みですだちと塩につけて食べてもOK フォアグラを鍋に入れるなんて初体験 いったいどんなお味なの スープは和風であっさりとおもいきや 意外にしっかりとした味 フォアグラも半生状態なので 両方合わせると、結構なパンチ力 塩で食べたら辛すぎるように思うんだけどな~ なんて思いながらフォアグラを一切れ食べたところで 急に気分が悪くなってきたの 明らかにシャンパンの酔いによるもの 口当たりがいいものだから、すいすいと飲んでしまったでしょ その後もダーが頼んだワインを一口ずつ味見させてもらったりしてたのが ここにきて身体にきちゃいました・・・・ ほんとあたしって、お酒を受け付けない体質なのね 一番楽しみにしていたお料理だけに 食べたい気持ちはやまやまなんだけど とにかく箸がのびないの ダーに助けを求めて 残りは全部、ダーが食べてくれました このお料理はあたしのリクエストだったのに こんな結果になってしまって・・・・ なので、先ほど書いたこの料理の感想は なかったことにしてください あ~ん、それにしてもほんと悔しい また機会があれば、絶対リベンジするのだ さてこんな状態ではいくら別腹とはいえ デザートはちょっとキツイ そんなあたしの様子をみて ダーお店の人に、持ち帰れるものは パッケージしてもらうように頼んでくれたんだ お店の人も、心配してくれて大丈夫ですかと気遣いつつ とりあえず最後のデザートを運んでくれました ここで改めてダーから”おめでとう”って一言 ごめんね~、こんな体調で ダーに詫びつつ、 右に見えるのが葡萄のアイスを一口食べてみたら これが気持ち悪さを一掃するぐらい、めちゃくちゃ美味しいの この葡萄アイスの原料は ワイン用に作られた葡萄なんだって 柑橘系とはまた違う、すっきりとした酸味が広がって そのあとにふわっと口の中に残るほどよい甘み このアイスはまたぜひぜひ食べたい! 結局、この葡萄アイスと梨一切れ以外は 手をつけることができず でも体調はだいぶ落ち着いてきて ちゃんとソムリエさんにもお礼を言って 店を後にすることができました 本当はこの後、日頃の疲れを癒しに 前にも紹介した祇園にある こちらのお店にマッサージに行く予定だったんだよね ダーはよく行くんだけど あたしは久しぶりだったから楽しみにしてたんだ でもこんな状況だったので 大人しく家路に着きました 家に着くと、今度は猛烈な眠気が襲ってきたので 帰るや否や横になってしまったあたし ほんと情けないよね 目が覚めると今度は完全に復調 なので、もう0時廻っていたけど、3回目のお祝い だって、ダーがお店の人に頼んで こんなプチケーキを用意してくれてたんだもん 本当はお店で祝おうと思っていたのに あんなことになっちゃったでしょ かといって、このまま置いといても ダーは翌日から出張だし、 1人でバースデーケーキ食べるのはあまりに悲しい なので深夜のティータイムとなりました 一見なんの変哲もないショートケーキかと思ったら スポンジにはしっかりとお酒(ラムかと思ったけど、なんか違うんだよね・・)が しみ込んでいて、これまたオトナな味わい ごちそうさま と、まあ、こんな感じで 年をとるばかりで、ちっともオトナディナーについていけてない 情けない有様でしたが やっぱりダーが選んでくれるお店は いつも気持ちよく過ごせるんだよね 今回担当してくださった若いソムリエさん さりげなく楽しいお話を聞かせて下さると思えば そっと部屋の外に出て、2人きりの時間も大切にしてくれる とても素敵な方だったよ 結婚記念日の時の失敗のこともあったから やっぱりこれからもちゃんとダーの言うことを聞いておこう って思うEurekaなのでした 最後に 先日はお祝いのメッセージありがとうございました こんな情けない私ですが これからもどうぞよろしくお願いします Maison de Vin 鶉亭 京都市下京区木屋町四条南団栗上る斉藤町140-16 阪急京都線「河原町」駅下車 徒歩3分 京阪電車「祇園四条」駅下車 徒歩5分 TEL 075-351-4005 17:30~24:00(L.O) ※営業時間等、お店の情報については必ずご自身でご確認ください※
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