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Eureka22
旅日記を中心に京都を中心とした美味しいものや 映画の感想など気まぐれに綴っています* +現在の旅日記+ ・トルコ世界遺産巡り日記:連載中 ・ママといくバリ日記:連載開始予定 ・モンゴル日記:不定期連載中 その他国内旅行も随時upしています*
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街はクリスマスムード漂う季節 京都もイルミネーション始まっていますが どうもこの季節の盛り上がりは いまひとつのような・・・・やっぱ和の街だから? クリスマスと紅葉 なんか変な取り合わせだけど これもひとえにクリスマス商戦の前倒しと 温暖化のせい でもまあ、紅葉が美しいのは変わらないわけで 毎年、違う場所で紅葉を楽しんでいるんだけど 今年はコンパクトに廻れて、かつ趣の異なる紅葉をご紹介します この日最初に向かったのが 源光庵 鷹峯といって京都でもかなり北にあるお寺で バスの本数も有名スポットに比べると多い方ではないけど 市バスのバス停降りてすぐ目の前なのでアクセスは悪くないです 上の写真は駐車場で撮影したもの ダイナミックなコントラストが目を引きます でもこちらのお寺のメインは建物の中 このように丸窓と角窓から庭の紅葉を眺めるという 京都らしい紅葉の楽しみ方が出来るの まず建物に入ってすぐ右側に見えるのが ”迷いの窓”と呼ばれるこの角窓 これは「人間の生涯」を象徴していて 生老病死の四苦八苦を表しているんだって 隣にある”悟りの窓”と呼ばれる丸窓は 「全と円通」の心を表し、円は大宇宙を表現してるそう そんな解説文を読みながら 静かに窓の外を眺めていると不思議と心が落ち着くんだ ここは数年前に初めて訪れたんだけど それ以来お気に入りの場所 ただ、行くときは必ず平日 けして広くはないスペースなので 紅葉シーズンの休日には人が溢れて大変なことになっているとか 人がワイワイがやがやと観賞する中で 迷いも悟りも感じられないでしょ? お仕事、お休みとりにくいかと思いますが できたら平日、これほんと 源光庵のもう一つの見どころは 血天井 伏見桃山城で380人の人たちが 自害したときの痕跡 400年経った今でも残る血の後に 人の命の儚さと永遠を感じたりして・・・・ こんなおどろおどろしいものがあったりするけど 源光庵はこじんまりして、ほんとのんびりできるところ 縁側に座ってボーっとすることもできるし お勧めスポットです 次に向かったのは歩いてすぐの 光悦寺 ここはこのアプローチの小径が好きなんだよね 拝観料はこの小径の先で徴収されるので もし観光する時間や予算がないときは この小径だけならタダなので、ぜひ光悦寺に立ち寄って欲しいな 江戸時代のマルチタレント・本阿弥光悦 茶道に陶芸、書画に文筆と あらゆる芸術において才能豊かであった彼は 徳川家康から与えられたこの土地に 一族や職人と共に移り住んだそう 彼の死後、お寺となったんだけど 光悦の住居跡だけにいくつもの茶室が造られ 中でも有名なのが光悦垣とよばれる独特の垣根 でもあたしが一番好きなのは な この本阿弥庵(右側の写真)からの眺め 一応ここも京都市なんだけど そんなことを忘れちゃうぐらい、自然の豊かさを感じられる この茶室からの眺めがほんと素晴らしい 光悦寺のお寺にはそれほどたくさんの紅葉の木があるわけではなく 刺し色のように、ところどころに朱が配されているんだよね いわゆるお寺とはちょっと違って、 京都の文化人のセンスを感じられる場所かな、なんて 次にバスで常徳寺前で下車してちょっと歩いたところにある 今宮神社 西陣の八百屋の娘だったお玉が、 後に5代将軍綱吉の母、桂昌院となったということで 別名”玉の輿神社”と呼ばれる今宮神社 紅葉の季節はそれほど人気がないのか 境内に人はなく、とっても静か そのうち近所の保育園の子供達が遊びに来たりして 地元ムードでの~んびり 今宮神社といえば門前名物”あぶり餅” きな粉をまぶしてあぶったお餅に甘い白味噌を絡めてあるの 1人前500円でお茶のサービスもあるので ここに来たら1度は食べたいもの 門前には平安時代から営む「一和」と創業400年の「かざりや」と どちらに入るか悩むんだけど 今回は「かざりや」さんに決定 理由はこの景色 門に最も近い席に陣取って この景色を間近に見ながら、お茶とお菓子をいただく う~ん、幸せ この席の位置は「かざりや」さんだけにしかないんだよね まさにベスポジ 何にも遮られることなく、紅葉独占しちゃったよん 次はまたちょっと歩いたところにある 高桐院 関東・東海エリアの人にとっては JRのCMの”そうだ、京都、行こう”でお馴染みの場所 ここは”敷き紅葉”で有名なの こうしてのんびりとお庭を眺めるのがおつなんですが 若干ですが色が褪せてきちゃってるかな でも一部はまだその美しさを残していて ブログの冒頭の写真はこちらのお庭のもの ”敷き紅葉”の名に恥じない美しさ でも写真に収めるのには身をかがめて一苦労 カメラマンさん、みなさん窮屈そうでした 上の写真の部分は立ち入ることはできないけど 高桐院のお庭はここから専用のスリッパを履いて 散策することが出来るんだ でもむちゃむちゃ広いお庭ではなく、また スリッパの数も限られているわけで ピーク時にはきっとお庭にでるのも大変なんだろうな~ 庭には細川家代々のお墓や あの有名な細川ガラシャのお墓もあります 分骨ってことかな お庭の中で目を引いたのが こちらの手水鉢 左のなんてまるでクリスマスリースみたいでしょ 色とりどりの紅葉が計算されたかのように 水に浮かべられていて、めっちゃカワイイ 京都の紅葉の楽しみ方って こういうなにげないものも全てその美しさを計算してるってとこ お見事です とまあ、こんな感じで廻って これでバスの待ち時間含めて、計2時間半ぐらい どこも小さい寺社仏閣ばかりだからね 午前中だけで十分見て廻れます 来年の紅葉巡りの参考にでもしてもらえたらいいな
『行ってきま~す♪&京都の紅葉2011』 December 10, 2011 コメント(10)
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