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Eureka22
旅日記を中心に京都を中心とした美味しいものや 映画の感想など気まぐれに綴っています* +現在の旅日記+ ・トルコ世界遺産巡り日記:連載中 ・ママといくバリ日記:連載開始予定 ・モンゴル日記:不定期連載中 その他国内旅行も随時upしています*
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明けましておめでとうございます いろいろとご挨拶したいことはあるのですが それはまた後でということで 新年最初の日記は ダーと新年会をしたお店をご紹介 KEZAKO 【ケザコ】 こちらのお店は京都ではかなり有名なお店で フランス人シェフ・ステファンさんの独創的なお料理が評判なの 先月、初めてダーがお仕事で食べに行ったんだけど ステファンさんのお料理が気に入ったらしく 早速、新年会(といっても2人だけだけど)として ディナーの予約をとっておいてくれたんだ ステファンさんの料理がライヴで味わえる 1階のカウンターの席はあっという間に予約で満席 まずはシャンパンで「今年もよろしく」と乾杯 鯛とアンディーブ、りんごのポン酢サラダ 鯛が黒い? いきなり 「KEZAKO?」 (フランスの方言で”これなに?”の意) って言ってしまいそうなお料理が登場 これはなんと黒蜜でマリネしたもの! ポン酢はムース状になっていて サラダ全体をざっくり混ぜ合わせて食べてとのステファンさんのご指示 混ぜると中にはクルミもはいっていて さくさく、ふわふあといろんな食感が混じり合う不思議な味わい 1品目から目、味共に楽しめる料理の登場に この後の料理への期待が上がります フォアグラの奈良漬巻 KEZAKOといえばこの料理 季節やコースの種類を問わず、必ず組み込まれている 定番料理 ご存じのようにお漬け物が全くダメなあたし この料理は非常にハードルが高いと思って こちらのお店に来るのは躊躇していたんだけど 食べてみてびっくり 奈良漬の匂いがイヤで口にしたこともないけど これはもう全く別物? 多少香りはするものの、フォアグラの濃厚な味わいに溶け込んで 漬け物感を感じずに美味しくいただいちゃいました これ奈良漬けを巻いた状態で真空パックにし 10日間ねかせておくんだとか そしてつけ合わせのソース マンゴー、パイナップル、パッションフルーツ、ライムと 南国の香りたっぷりのソースを付けて食べると さっきとはまた全然違う味わいに フォアグラの重さが軽やかさに大変身! 料理って面白いな~っと思わせる一品でした お米のスープ お米のスープって最初はリゾットって思ったけど あくまでお米のスープ煮ではなく、お米のスープ スープはあっさりでパンチェッタで塩味を効かせてるって感じ シャンパンビネガーに染まった赤蕪と 蕪の葉に包まれた牡蠣 色合いがとってもカワイイ~ 揚げたお米のサクサク感がアクセントになって ポワポワ気分となるスープなのでした ホシハタのグリル 白身魚の上に白味噌を塗り その上に里芋を載せて焼いたもの 添えられた彩り豊かなお野菜は美山町産だとか ソースはお魚の出汁をベースにバニラビーンズを効かせてるので 目の前に置かれた瞬間、甘い香りが漂ってきて・・・う~ん幸せ! 白味噌の甘みに野菜の甘みにバニラの香り これは女の子ウケ間違い無しの一品 なんだかカウンターの周りだけ 春の暖かな空気に包まれているようでした 鹿のもも肉のソテーと肩肉の煮込み 京都・花背で獲れた鹿肉 手前はもも肉を焼いてシェリー酒を煮詰めた 深いこくのあるソースで こんなにレアでジューシーな鹿肉初めて! 奥は肩肉を赤ワインのソースで煮込んだものに チョコレートを加え、砕いたほろ苦いカカオをトッピング 上に載っているのをカボチャのペースト この肩肉、ナイフを入れると崩れちゃうほどの柔らかいの! 一皿で2つの異なるお料理をいただけるという贅沢さ 個性的な2つのお料理が つけ合わせの赤キャベツのマリネの酸味で 口の中がリフレッシュされるというのも ちゃんと計算してるんだろうな メインが終わったところで いい具合にお腹が満たされていたんだけど ステファンさんに勧められつい頼んでしまった チーズの盛り合わせ ワイン飲めないくせにチーズは大好き 添えられたドライフルーツとくるみのパンが美味しかった これで赤ワインでも飲めたら絵になるのにね~ さていよいよ最後のデザート登場 チョコレートタルトとパッションフルーツのソルベ 背の高いタルトはおもいっきりスプーンで縦割りして食べてと言うので ザクっといくと中にはたっぷり温かなチョコクリームに クレームブリュレとビスケット生地 上に乗ってるツブツブは大納言納豆だとか コクのある大人甘さのチョコタルトと 爽やか風味のソルベ 冷たいのと温かいの、甘さと爽やかさ お口の中で交互に味わうのがなんとも楽しい ところがデザートはこれだけで終わらず こんなものも プチフールとミルクティー とっても個性的なガラスの器に飾られたプチフール お一人様のお客様はまた違う器なんだけど こうして2人で一段ずつ食べていくので お食事の最後は自然と仲良くニッコリ KEZAKOはお料理もだけど ガラスの食器がどれもステキで好みのものばかり デザートの皿やボトルクーラーは 花見小路にあるガラスショップで扱っているもの そして手前のグラスはドイツのものだとか このグラスがほんと色もデザインも秀逸で しかも手にしっくり馴染んで、すごい気に入っちゃった 日本の切り子に似てるけど ドイツらしい機能美も兼ね備えてるって感じ なんでも開業当時は日本で扱っている代理店がなく 小売りもしてなかったため、 ドイツに直接注文して大量に購入したものだとか なので、スタッフさんも割ったら大変と 扱いには気を遣ってるんだって あ~ん、欲しいよ~ 京都は土地柄、料理に和の要素を加える フレンチやイタリアンのお店っていうのがとても多いけど こちらはシェフのフランス人らしい感性がお料理全体に盛り込まれ 他とは一線を画している感じ 好みは分かれるかもしれないけどね ステファンさんや若いスタッフさんの ベタベタしない、すっくりした接客もわが家好みです ダーも気に入ってるみたいだし 季節が変わったら、ぜひまた行きたいな とまあ、こんな感じで今年もメタボ気にしながらも 食べ歩きの日々はやめられそうにありません しばらく海外に行く予定もないので のんびりとこれまでの旅とグルメと、あとたまには映画ってな感じで マイペースに綴っていこうと思いますので 今年もどうぞよろしくお願いいたします フランス料理 KEZAKO 京都市東山区祇園町南側570-261 京阪電鉄「祇園四条」駅下車 徒歩10分 TEL 075-533-6801 12:00~15:00(13:30L.O) 18:00~23:00(21:30L.O) ※営業時間等、お店の情報については必ずご自身でご確認ください※
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