宇瑠虎パパの独り言

ある日、突然、他人の頭の上に砂時計が見えるようになった。

最初は、みんな自分で砂時計をのせているのかと思った。
それぞれ砂の量が違う。

誰に話しても「お前アホか？」と言われるだけ・・・
俺にしか見えてないのか？？？


砂時計が見えるようになった日から三日目の事

ふと今すれ違った小学生の女の子の砂時計の砂がもう無くなりかけているのに気付いた。

なにげなく振り向いたその時
トラックが歩道に乗り上げてきて、その子にぶつかった。

俺はあわてて駆け寄り、すぐに救急車を呼んだ。
他に誰も居なかった為、俺が一緒に救急車に乗って、病院に向かう
女の子の砂時計の残りの砂が、もうあとなん粒かしか無くなっている。

もうすぐ病院　　というところで砂は落ちきってしまった。

女の子は無くなってしまった。

病院で、いろんな人の砂時計を見てみると、
入院患者らしき人の砂時計の砂は残り少なくなっている。

その時やっと気付いた。

俺が見ている砂時計は『余命の砂時計』だと。



とっさに俺は、病院のお手洗いに行って鏡を見た。

鏡に写った俺の頭の上には、




何も無かった。砂が無いのではなく、砂時計事体が無い。


　　　　　　　？？？？？


その時、俺の後ろを通り過ぎた人がいた。
鏡に写ったその人の頭の上にも砂時計は無かった。

さっと振り向いてその人を見ると、ちゃんとたっぷり砂が詰まった砂時計が見える。

　　　　　　　　　　鏡には写らないんだ！


　　　　　ナンダこれ！　　　　人の余命は見えるのに
　　　　　　　　　　　　　自分の事は解からない！


俺はもう、外へ出るのも怖くなった。



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はっきり覚えてないけど、子供の時に読んだマンガのお話


これ以上のストーリを覚えてない・・・・・




こんな能力？が身についたら、

　　　　　　　　　あなたどうする？